俳優の生田斗真が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『警部補ダイマジン』(毎週金曜23:15~※一部地域除く)第6話が、きょう18日に放送される。

  • 生田斗真=テレビ朝日提供

■殺し屋・市川(矢柴俊博)が再び平安(向井理)に襲いかかる

『週刊漫画ゴラク』連載中のコミック『警部補ダイマジン』を、“土竜の唄シリーズ”の生田&三池崇史監督コンビがテレビ初タッグで映像化する同作は、ダークヒーローが巨悪に挑む物語。正義感の強い警視庁捜査一課のエース“ダイマジン”こと台場陣(生田)が、弱みを握られたことで飼い主となった平安才門(向井理)に召使いのようにこき使われながら、自分を殺人犯と疑って急接近してくる刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)らとともに、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし悪を持って悪を制していく。

先週放送された第5話は、平安が秘密結社「44」の殺し屋・市川孝蔵(矢柴俊博)に刺されるという衝撃のラストで幕を閉じた。さらに市川にも逃げられ、がく然とする台場。病床の平安は、連続幼女誘拐事件で救出されたあおいちゃん一家襲撃事件はフェイクで、本当の狙いは自分だったと確信する。するとそこに再び市川が現れ、平安に襲いかかる。しかし、たまたま居合わせた公安部の理事官・百鬼行人(高橋克典)に阻まれ、またも失敗。決死の覚悟で臨んだ“最後の仕事”に失敗した市川は、とうとう「44」の教官・占部貴教(小澤征悦)に見限られてしまう。すると、これまで台場らと数々の死闘を繰り広げてきた市川が衝撃の行動に出て……!?

仲間が敵の刃に倒れたことにショックを隠せない台場と七夕は、「44」の犯行を振り返りながら、私たちは生かされているのではないか、という結論に至る。2人がなぜ自分たちは襲われつつも殺されないのか、そこに何か大きな理由があると確信する中、なんと台場がおもむろに天羽大(宅麻伸)殺しを自白。この衝撃発言によって、2人の関係は変化していくのか。そして、第6話のキーワードとなるのは“議定書”という国家機密が記されたデータの存在。百鬼の情報によると、“議定書”は紛失しており、万が一これが公になれば、「44」の存在まで露呈し、解体の危機に陥ってしまうため、占部らは血眼になって捜しているという。しかも「44」は、この“議定書”紛失には台場が関わっていると考えているようで……!? これが“生かされている理由”なのか。“議定書”を巡る台場と占部の戦いが本格化していく。

“議定書”の捜索と並行して、占部は若手有望株で大きな影響力をもつデジタル担当大臣・清家真吾(桐山漣)に接近を試む。元警察キャリアで、刑事として駆け出しだった頃の七夕の捜査に協力したこともある清家は、清廉潔白なイメージで絶大な人気を誇る政治家。七夕とも久々の再会を果たし、昔話に花を咲かせるなど気さくな一面も持ち合わせているようで……。

■『警部補ダイマジン完全版』ではキャストが撮影秘話語る

TELASA(テラサ)では、地上波放送後に未公開シーン&メイキング映像を追加した『警部補ダイマジン完全版』を毎話配信中。オリジナルのオープニング映像&地上波と異なるエンディングのほか、本編の最後には「完全版」でしか見ることのできないメイキング映像や、各話のテーマに基づいたスペシャル映像「警部補ダイマジンの作り方」が登場する。第6話では、出演者による撮影秘話の数々を公開。生田、土屋、シシド・カフカ、浜野謙太、高橋、向井が、撮影中に起こったハプニングなど撮影の裏側について語る。多くの出演者が印象に残っているという三池組ならではのすごさとは。