国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は8月17日、英語学習に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2023年7月22日~23日、調査対象はパンデミックが落ち着いてきていると感じている20~39歳の個人、有効回答は500人。
同調査によると、コロナ禍と比べ、「英語を学ぶことに対する意欲が高まっている」人は約3人に1人となった。英語を学びたい理由については、1位「海外旅行で活かしたい」(49.7%)、2位「外国の方とコミュニケーションをとってみたい」(43.4%)、3位「進学、就職、転職に有利になる」(23.4%)と続いた。
続いて、英語の学習意欲が高まった人に英語学習を継続することに不安を感じるか聞くと、約7割の69.1%が「不安を感じる(とても+やや)」と回答。不安要素トップ3は、1位「モチベーションの維持」、2位「学習にかかる費用」、3位「学習時間の確保」となった。
次に、モチベーション維持方法として有効だと思うものを調べると、「外国の方と話す機会を設けること(オンライン英会話を受講するなど)」(30.4%)、「日常的に英語を耳にする機会を作ること(洋画を見る、洋楽・ラジオを聴くなど)」(28.2%)を挙げる人が多かった。
また、「定期的に英語力を測定することが、英語学習のモチベーション維持につながると思う」と答えた人は52.2%を占め、さらに「TOEIC Tests」を定期的に受験している人ほど、モチベーション維持に不安を感じにくいことが判明したという。