暑い時期、特に飲みたくなる冷たいお茶。現在SNS上では、”水出し緑茶”が注目を集めていることをご存じですか?

X(旧Twitter)で水出し緑茶に対する思いをシェアしたのは、静岡県島田市(旧金谷町)のお茶農家・佐京園の13代目園主 佐京裕一郎(@MarusaSakyoen)さん。緑茶への愛がこもったツイートに、多くの方から共感の声が寄せられています。

夏は緑茶が売れない。
夏に緑茶飲んでもらうにはどうしたらいいんだろ(´-ω-)ウム
水出し緑茶はカフェイン少なめで美味しいよってどうやったら広まるだろうか
(´-ω-)ウム
しかも100gで100杯飲めるからコスパもいいよってどうやったら広まるだろうか(´-ω-)ウム

急須ごと冷蔵庫で1日飲めるよって(文字数(@MarusaSakyoenより引用)

  • (@MarusaSakyoenより引用)

水出し緑茶の魅力が多数記載されたこちらの投稿。引用リツイートには、「とにかく美味しいから水出し緑茶好き」「氷出しも急冷茶も美味しいですよね……」など、水出し緑茶を愛する方からのコメントが多く寄せられています。

また、「仕事に行く時は水筒に水と緑茶パックと氷入れて持っていってる! 」「お手軽に水出しが楽しめるボトルもあるから皆お茶飲も~~~~!!」など、自分の水出し緑茶の楽しみ方をシェアする投稿も。

そこで、ツイートを投稿した佐京裕一郎さんに、反響に対する感想や、美味しい水出し緑茶を作るコツをお聞きしました。

ツイ主さんに聞いてみた

――多くの反響が寄せられております。率直なご感想をお聞かせください。

嬉しいです。 お茶業界では夏は緑茶が売れないことが通説だと思っていたのですが、 たくさんの方から「夏も飲んでるよ! 」「夏のほうが飲んでるよ! 」「水出し緑茶美味しいよね! 」「水出し緑茶広めてください! 」といったコメントをいただきました。

また、「こうしたら? 」との提案を寄せてくださった方や、緑茶を注文し、実際に飲んで美味しいと言ってくださった方もいらっしゃいました。

緑茶を飲まない方はカフェインがネックになっていることが多いかと思うのですが、そこは水出し緑茶で。当店はマルシェなどに出店しており、水出し緑茶の魅力を対面では伝えていたのですが、このような形で伝えることが出来てありがたいです。

――美味しい水出し緑茶、作り方のコツがあれば教えていただけますか?

急須に茶葉を入れて、氷と水を少し入れたところで軽く振る。 ここで濃い緑茶を作っておいてから、飲みたい分の水を入れる。 ですかね?

水出し緑茶は、お湯出しと違って、浸しすぎでの失敗が少ないので、ほったらかして一晩とか忘れるのもいいです。うちのお茶は、水出しでも早く出るように揉んでいるので、3分で飲めます。一番のコツはうち(佐京園)のお茶ですね!


水出し緑茶の良さを飾り気なく語った投稿で、緑茶の魅力を広めた佐京さん。お茶農家の「佐京園」では、オンラインショップやマルシェイベントで、茶葉やティーバックを販売しています。

美味しいお茶に興味を引かれた方は、佐京園や近くの店舗の茶葉で、冷たい水出し緑茶を試してみてはいかがでしょうか?