コロナは9月1日、低出力のポータブル電源でも運転できる石油ファンヒーター「FH-CP25Y」のオリーブグリーンを再販する(2022年9月発売)。また、小型対流形石油ストーブ「SZ-32」のホワイトカラーモデルも同日に発売。価格はどちらもオープンプライス。
石油ファンヒーター「FH-CP25Y」
FH-CP25Yは家庭用コンセント以外に、定格出力200W以上の低出力ポータブル電源を使用して運転できる石油ファンヒーター。「防災製品等推奨品マーク」を取得しており、停電を伴う災害時でも役立つとする。最大暖房出力は2.5kW。
点火時に必要とする電力を抑えることで、点火までの時間が従来機種より長くなったが(約5~7分)、ポータブル電源による稼働を実現した。運転時の消費電力は8.5~14Wと低く、ポータブル電源の定格容量が少なくても、14.8時間(強)~56.3時間(弱)と、長時間運転できる。
「高地切換モード」により標高2,000mまでの場所に対応。このほか、水平な場所で安全に使用しやすいように水平器を搭載する。対震自動消火装置や不完全燃焼防止装置などの安全装置も装備した。
本体サイズはW312×D307×H390mm、重さは7.9kg。消費電力は点火時が166W、燃焼時が8.5~14W、待機時が0.9W。運転音は強が33dB、弱が21dB。タンク容量は3.6L。固定タンクキャップ、灯油を抜くためのスポイトなどが付属する。
小型対流形石油ストーブ「SZ-32」
SZ-32は、レトロなランタン風の丸いフォルムでかわいらしい要素を盛り込みつつ、さまざまなシーンに馴染みやすいホワイトカラーでデザインした。本体は、底面幅が35.5cmと既存のSLシリーズと比べて約11cm小型化しつつ、暖房能力3.19kW、連続燃焼約12.3時間を実現。水平な場所で安全に使用しやすいよう水平器も搭載している。
本体サイズはW355×D355×H475mm、重さは6.3kg。暖房の目安は木造が15.0平方メートル(9畳)まで、コンクリートが20.0平方メートル(12畳)まで。タンク容量は3.8L。安全装置として、対震自動消火装置を装備する。