モデルの生見愛瑠が、日本テレビ系ドラマ『セクシー田中さん』(10月スタート、毎週日曜22:30~)に出演することが17日、発表された。

  • 木南晴夏(左)と生見愛瑠=日本テレビ提供

生見が演じるのは、主人公・田中京子(木南晴夏)の秘められた“裏の顔”に気付きファンになってしまう、愛され系の派遣OL・倉橋朱里。木南とは初共演で、トレードマークともいえるロングヘアを封印、ウィッグで役柄に合わせたボブヘアとなって登場する。

京子は、仕事は完璧だが地味で友達も恋人もできたことがない経理部のアラフォーOL。一方、同じ会社で派遣社員として働く朱里は、「若くてかわいい」ことにしか自分の市場価値はないと焦り、合コンに明け暮れるものの、虚しさと生きづらさを感じていた。そんな思いを抱えたまま立ち寄ったペルシャンレストランで、朱里はエキゾチックなベリーダンサー・Saliに魅了されるが、その正体は、あの地味な田中さんだった。

■生見愛瑠 コメント

――原作を読んでの感想は?

とても面白くて、あっという間に読んでしまいました。いろんな年代の方が楽しめそうだと感じましたし、何よりただのラブコメじゃないところが私はとても好きです! 田中さんの二面性がある部分だったり、あとはやっぱりベリーダンスが素敵ですよね。あまり知らないという方も多いと思うので、ベリーダンスの魅力も伝わる作品になるんじゃないかなって思います。

――朱里というキャラクターをどう感じましたか? 役作りはどのように考えていますか?

「愛され力100%な女の子」という感じなので、表では女子力がある風に見せられるように頑張ろうと思っていて。甘めな香りのイメージなので、朱里だったらこういうハンドクリームつけるかな?って、バニラ系のハンドクリームを買ってみたり(笑)。画面には映らないけれど、自分のモチベーションを上げるために。“THEモテ女子”“一軍女子”ってイメージですね。でも、実はそうじゃないところが朱里のいいところなんですけど。

――ロングヘアのイメージが強い生見さんですが、今回は原作の朱里の髪型に合わせ、ボブヘアでの登場です。ご自身を見ていかがでしょうか?

自分的にはまだ見慣れていないのですが、スタッフの皆さんにすごく自然って言っていただけたので嬉しいです! こんなに短いのは今までで初めてなので、ちょっとソワソワしてしまいます(笑)

――自分じゃないみたいでしたか?

自分じゃないというか、朱里になれて嬉しいって思いました。この髪型で朱里のイメージがすごく湧きました。

――主演の木南晴夏さんとは今回初めてお会いされたとのことですが、いかがでしたか?

まだそんなにたくさんはお話しできてないんですけれど、イメージ通りの素敵な方でした。ベリーダンスの衣装を着ていらっしゃる木南さんにお会いしたんですけれど、本当にお綺麗で……「これは朱里も憧れるわ!」って感じました。

――朱里はモテ女子な反面、そういう自分にモヤモヤしている部分がある役。生見さんはいつも明るく元気な印象ですが、実はそうではない、というような一面はありますか?

テレビで見ていただいている方に実際に会ったりすると「意外と人見知りなんだね」って言われることが多いです。隠しているつもりはないんですけど、実はめっちゃ人見知りなんですよ! 仲良くなるまで1年くらいかかるんです。あ、でもドラマの現場では、わりとすぐ仲良くなれるから大丈夫です(笑)!

――田中さんにとってのベリーダンスのような、生見さんご自身にとっての幸せ、大事なものはありますか?

趣味があまりないのですが……でも唯一、洋服やメイクが大好きなので、そのためにお仕事を頑張っています。だから今回、朱里の衣装やヘアメイクもすごく楽しみで! 絶対かわいいだろうなと思って。皆さんにも楽しみにしていただけると嬉しいです。

――最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

年齢を問わずたくさんの方に見ていただきたい作品です。悩みがあったり、ちょっと気持ちが上がらない人も、この作品を見て勇気をもらってほしいなと思っています。あとラブコメディーなので〝ラブ″の部分もとっても面白いんですよ。ぜひ注目してください!

■大井章生プロデューサー コメント

え!?生見さんってバラエティーで素敵なだけじゃなくてお芝居も素敵じゃないか!!『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』の現場で初めて間近に生見さんのお芝居を見た時に思ったことです。それから生見さんの出演作品は追いかけさせて頂いておりました。自分の作品で是非ご一緒したいと切望していたので今回、朱里役を受けて頂き感謝です。

朱里という女性はフワッとしていて可愛く、コミュ力もあってモテる女性ですが、内面は実は現実的でリスクヘッジばかり考えている2面性のある女性。原作の朱里のイメージで初めてのボブスタイルにも挑戦してくださった生見さん。自分が思っていた朱里を現実に見ることができて嬉しいのと同時に、どう演じて下さるのか、今からワクワクが止まりません!