ゲーム機およびPC用のゲームコントローラや周辺機器を開発・販売する8BitDoが、超小型ワイヤレスゲームコントローラ「8BitDo Micro Bluetooth Gamepad」を発売した。8BitDo Zero 2の後継製品であり、L2、R2、Home、Starボタンが追加されてNintendo Switchとの互換性が高まった。また、片手デバイスとしての操作性が向上している。8BitDoのオンラインストア価格は24.99USドル。カラーはブルーとグリーンの2色。

Microはサイズが72x40.7x14.1mm、重さが24.8g。X/Y/A/B、R/R2、L/L2、十字キー、+/ー/ホーム/スターなど16個のボタンを装備する。トグルボタンで、Switchモード、D-input、キーボード・モードの切り替えが可能。

ゲームコントローラとして、Switch 3.0.0以上、Android 9.0以上、Raspberry Pi(Raspberry Pi OS、Lakka、RetroPie、Recalbox、Batocera)をサポートする。ジャイロ、加速度センサー、振動機能、IR、NFCは搭載していない。キーボード・モードは、Android、iOS、iPadOS、macOS、Windowsで利用できる。180mAhのリチウムイオン電池を内蔵しており、Bluetooth接続でのプレイ時間は最大10時間。有線接続(USB-C)も可能。

8BitDoはMicro以外にも、「8BitDo Lite」「8BitDo Lite SE」といったグリップのないワイヤレスゲームコントローラを提供しているが、それらに対してMicroは手のひらに収まるぐらいコンパクトだ。そのためZeroやZero 2はゲームコントローラとしてよりも、写真・動画編集やイラストといったクリエイティブ環境での片手デバイスとして人気があった。

その特徴をMicroは受け継いでおり、片手で持って操作しやすい。「8BitDo Ultimate Software」(Android、iOS)を使って柔軟に、ゲームコントローラのボタンをカスタマイズし、そしてキーボード・モードで使うキーおよびキー操作をボタンに割り当てられる。