女優の深川麻衣が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『彼女たちの犯罪』(毎週木曜23:59~)第5話がきょう17日に放送される。

  • 左から深川麻衣、前田敦子=読売テレビ提供

■“偽装自殺”計画の幕開け…“幸せのトレード”が今始まる

今作は、『ルパンの娘』や『忍者に結婚は難しい』など、人気ドラマ原作を次々と手がける横関大氏の同名小説を映像化するスリリングサスペンス。愛を求める繭美(深川)、自由を求める由香里(前田敦子)、正義を求める理子(石井杏奈)は、“普通の幸せ”を望み、葛藤を抱えながらも、それぞれの日常を暮らしていたが、ある日1人の女性の失踪事件をきっかけに人生が思いもよらぬ方向に進んでいく。

先週放送の第4話では理子が繭美と由香里をある場所へ呼び出し、2人の希望を同時に叶えるため、ある提案をする。そこへもう1人の“彼女”、翠(さとうほなみ)がやってくる。理子の提案とは、生きる希望を失った翠の代わりに、由香里が翠に成りすまし生きていくという“偽装自殺”だった。

今夜放送の第5話では、この計画に乗ると決めた翠を、由香里は否定し、繭美は「それでも警察官なの?」と理子を責める。意見はまとまらず、部屋を後にする繭美と由香里だったが、絶望の淵に立たされていた繭美は「欲しいものは何を犠牲にしても手に入れて……」という理子の言葉を思い出し、計画への参加を決意する。一方神野家に戻り、思い悩んでいた由香里も「あなたはカゴの中の鳥なんかじゃない」という翠の言葉に決意を固めるのだった。そしてついに幕を開ける“偽装自殺”計画。“幸せのトレード”が今始まる。 さらに第5話より、謎に包まれた役どころで木村了が登場。南沢奈央演じる、謎めく新たな彼女の正体も徐々に明らかに。