音楽グループ・電気グルーヴのメンバーで俳優のピエール瀧が12日、YouTubeチャンネル『松村邦洋のタメにならないチャンネル【公式】』で公開された動画「【裏アウトレイジ】ビートたけし(松村邦洋)がピエール瀧をべた褒めしてみたら【電子タバコと玉袋筋太郎】」に出演。映画『アウトレイジ 最終章』に出演して驚いたことを明かした。
『アウトレイジ 最終章』で花菱会の花田和弘役を演じた瀧。「(北野)武さんのすごいのが、よっぽどのことがなければテイクツーがないです」と撮影を振り返り、「こっちも、“ちょっとセリフがよれたな”とか、“今のやつだと聞き取れないかもしれないな”とか、“微妙に変な間が入っちゃったな”ってときがある。“次のテイクで取り返したい”と思っているんだけど、『はいカット! オーケー!』(って言われる)」と明かす。
また、瀧によると、他の現場は「(カットを)つないだ後にアフレコでそのセリフだけ入れ直しに行ったりすることがある」そうなのだが、『アウトレイジ』の現場では「それもないの!」と改めて驚きの表情を浮かべた。
さらに、瀧は「後から思い返すと、おそらく(カメラを)回すときに武さんの中でカット割りとか、『ここをこうつなごう』っていうのが出来てる」と推察し、「俺が“よれてるな”と思ってても、実はそのアングルは要らないところだったりするのかな」としみじみと語っていた。