Speeeの運営する「ケアスル 介護」は、8月9日、介護施設の満足度に関する調査の結果を発表した。同調査は、2023年6月30日、介護施設の入居経験がある人、もしくはその関係者250人を対象に実施されたもの。

  • 老人ホームに入ってよかったかどうか

はじめに、老人ホームに入ってよかったかどうか尋ねると、「(老人ホームに)入ってよかった」(36.0%)が最も多かった。次に多い「まあまあよかった」(31.2%)を足すと、6割以上の人が老人ホームに入居したことに満足しているという結果に。

次に、老人ホームに「まあまあ+入ってよかった」「普通」と回答した220人に対して、老人ホームに入ってよかったことの詳細を聞くと、「介護する家族の手間を減らすことができた」「家族での介護が限界になっていたので、家庭が崩壊しなくてすんだ」「食事をはじめ健康管理や治療、趣味や嗜好も手助けをしてもらえた」との声が寄せられた。

  • 入居している・入居していた人と週に何回面談したか

入居している・入居していた人と週に何回面談したか問うと、「(週に)1回」(42.8%)が最も多かった。なお、アンケートの結果から、約8割の人が週に1回以上は面会に訪れていることも明らかになった。

  • 老人ホームの満足度と面会頻度の関係性

なお、老人ホームの満足度と面会頻度の関係性を調査すると、家族や友達と週1回面会している人と比べ、毎日面会している人の方が入ってよかったと考える傾向にあることがわかった。