女優の沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女season23』が、きょう16日(初回は2時間スペシャルで20:00~、第2話からは毎週水曜21:00~)にスタートする。
■初回2時間スペシャルでは“闇バイト強盗”×連続殺人に挑む
科学捜査ミステリーの原点であり、1999年のスタート以来現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けている同作。『相棒』をはじめ、『はぐれ刑事純情派』『特捜9』『刑事7人』など、歴史ある人気ドラマシリーズを送り出してきた「水曜21時枠」で新シーズンをスタートさせる。
初回2時間スペシャルで榊マリコ(沢口)たちが挑むのは、近年世間を震撼させている“闇バイト強盗”に端を発した連続殺人。豪邸に2人組の覆面強盗が押し入り、鉢合わせした社長が殺害される事件が発生する。マリコらの鑑定の結果、強盗犯のひとりは2年前に起きた“警察官かたり詐欺事件”の容疑者と一致。さらに事件の黒幕はイギリス・ロンドンから強盗を指示していたらしいことが分かる。その後マリコの目の前で爆破事件が発生し、第二の被害者が。“指示役X”は、爆破までもロンドンからリモートで操作したのか!? そんな恐るべき国際強盗団の犯罪に、マリコはバージョンアップした認証技術と最新鋭ドローンを駆使して対抗していく。
■日本三景のひとつ“天橋立”での爆破シーンにも注目
今回は日本三景のひとつ“天橋立”をはじめ、京都の名所で大規模ロケを敢行。天橋立では、爆破シーンや犯人との壮絶なチェイス劇が撮影された。京都らしい美しい風景と大迫力のアクションシーンが融合した圧巻映像は、『科捜研の女』ならではの大きなみどころだ。さらに今回は夏のシーズンということもあり、マリコたち科捜研メンバーが現場で着用する“ベスト”も一新。これまで黒メッシュ生地だったのがグレーのベストとなり、スタイリッシュな印象に変化している。
■徳重聡、市毛良枝、森田甘路らゲストが登場
ゲストには、徳重聡、市毛良枝が登場。徳重は下鴨中央署の刑事・阿久津誠也、市毛はその母・敏子を演じる。実は敏子こそ“警察官かたり詐欺事件”の被害者で、阿久津は母がだまされたことをきっかけに京都府警捜査二課刑事から所轄署に異動させられ、屈辱を引きずっていた。敏子もまた、詐欺に遭ったトラウマから猜疑心にとらわれ、誰彼ともなく怪しみながら暮らしていて……。また、強盗容疑者として浮上する、謎の男を演じるのは森田甘路。このほか、科捜研の元映像データ研究員でサイバー犯罪対策課に異動した吉崎泰乃(奥田恵梨華)も登場する。