マンションリサーチは8月4日、「【関西】資産価値の高いブランドマンションランキング」を発表した。調査は、2021年・2022年に販売された関西エリア(大阪・兵庫・京都)のブランドマンションのうち、前年比で高騰したマンションの割合を算定し、ランキング化した。

  • マンションブランド別「資産価値」ランキング

    マンションブランド別「資産価値」ランキング

今回は、「大阪府」「兵庫県」「京都府」の資産価値の高いブランドマンションを「ブランド別」「マンション別」でランキング。ランキングが高ければ高いほど、そのブランドが「安定的に資産価値が上がる」「資産価値上昇幅が大きい」ということを示している。また、結果については、東京都のランキングとの比較も交えながら考察している。

ブランド別では、東京都は、1位「パークタワー」(高騰率95.45%)、2位「シティテラス」(同94.74%)、3位「ブリリア」(同91.67%)となり、東京都で90%を超えるブランドマンションは、4位の「パークホームズ」(同91.38%)を含めた4つ。

一方、大阪府・京都府・兵庫県では「ブリリア」(8位)のランクは低く、東京都で8位(同81.25%)の「シティタワー」(同90%)が1位に。90%台はこの1つのみ。以下、2位「パークホームズ」(同84.62%)、3位「グランドメゾン」(同82.35%)と続き、「高騰率は決して低くはないが、総じて東京都には劣る」と同社。

  • マンション別「価格高騰」ランキング

    マンション別「価格高騰」ランキング

続いて、マンション別にみると、1位「グランドメゾン新梅田タワー」(高騰率18.59%)、2位「堺東シティタワー」(同18.13%)、3位「シティタワー神戸三宮」(同17.19%)が上位に。TOP10には、ほぼ「高層」および「ビッグコミュニティ」という特徴に当てはまるものがランクイン。また、大阪市北区や神戸市中央区など、商業地区の高層マンションも5つランクインしていることから、需要の高さが伺える結果に。「商業地区の高層マンションは60m2換算で5,000万円を超えており、ブランドマンションの中でも高価格帯の物件が多い」としている。