食品メーカー・井村屋は、ロングセラー商品「あずきバー」が今年で発売50周年を迎えることを記念して、「あずきバー」のこしあんバージョン「こしあんバー」を、8月28日から数量限定で販売すると発表した。価格は税込86円で、全国の量販店やスーパー、井村屋ウェブショップなどで取り扱う。ネットでは「こしあん派には嬉しい!」「新たな戦争の火種」などと話題となっている。
「こしあんバー」は、同社が長年培ってきたあずきの加工技術を活かし、なめらかな「こしあん」の食感とあずきの繊細な風味を楽しめるという新作アイス。皮を極力取り除いてなめらかに仕上げた自社製造の「生あん」を使用しているほか、あずきを粉砕した原料「あずきパウダー」を配合することで、あずき風味をさらに引き出しているとのこと。また、砂糖の一部に氷砂糖を使用し、ミネラル分の多い球美の塩と合わせることで、すっきりとした上品な甘さとコクのバランスになっているそうだ。
同商品は、和菓子を巡ってたびたび巻き起こる「つぶあん派」と「こしあん派」論争が開発背景にあるという。また、同社によると、毎年こしあんタイプのバーアイスの商品化を要望する声が寄せられていたとのことだ。この論争については、例えば、実際2018年に、1万人を対象に実施されたウェザーニューズのアンケート調査では、つぶあん派が58%で、こしあん派が37%と好みが分かれる結果になっている。
「こしあんバー」の価格は税込86円で、全国の量販店・スーパー、コンビニエンスストア、井村屋ウェブショップで取り扱う。
ネット上では「こしあん派の私には嬉しい!」「最強硬度更新なるか!?www」「待ってました!」「え、えらいこっちゃ···こんなのたのしみすぎる···」「つぶとこし、どっちが硬いのか」「新たな戦争の火種」などの声が寄せられた。