映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(9月1日公開)の舞台挨拶が10日に都内で行われ、W主演を務める白岩瑠姫(JO1)と久間田琳加、箭内夢菜、鶴田真由、酒井麻衣監督が登場した。
■白岩瑠姫、青磁との共通点「親近感ありました」
同作は汐見夏衛氏の同名小説の実写化作。マスクが手放せず、周囲の空気ばかり読んでしまう優等生の茜(久間田)は、何もかもが自分とは正反対の自由奔放で、絵を描くことを愛する銀髪のクラスメイト・青磁(白岩)が苦手だったが、彼が描く絵とまっすぐな性格に惹かれていく。次第に距離を縮めていく2人だったが、互いに誰にも打ち明けられない秘密を抱えていた。
白岩が登場すると会場からは黄色い声援が飛び交い、その人気ぶりに鶴田も「瑠姫くん人気にびっくり! すごいですね……」と驚いた表情を見せる。白岩は、今回演じた青磁と共通点を感じたそうで、「青磁は現実的な考えなんですが、僕もライブのMCで『このステージが自分の人生最後のステージになってもいいと思って、全力を出し切ってやっています』と言うんですけど、青磁の『始まったら終わりがある』のような考えは似ている部分があって、親近感がありました」と役の印象を明かす。
■JO1でも大事にしている“ファンファースト”の精神
同作のタイトルにちなんだ「夜が明けたらいちばんに会いたい人は?」という質問に、白岩は「夜明けに会いたくなる人が自分にとって大切な人という話が劇中でも出てくるんです……」と切り出し、「大切な人ですよね? JAM(JO1ファンの総称)の皆さんじゃないですか?」と回答。会場に集まったファンからは歓喜の声が上がった。
活動する上で、常にファンへの思いを抱えているという白岩。「自分がファンの立場になったり、ファンの方ファーストで考えるようにしているので、それが少しでも伝わってくれたら嬉しいなと思います」と笑顔を見せる。
また、イベント終盤には、公式X(Twitter)で募集された空の写真を繋げたスペシャルムービーをファンとともに鑑賞すると、白岩は「たくさんの素敵な写真ありがとうございました。これを観ただけでも感動しているんですが、映画の中にも感動できるシーンがあるので、少しでも皆さんに響けばいいなと思いました」と感謝を伝え、感慨深げな表情を浮かべていた。