ヤフーは8月10日、同社の検索サービス「Yahoo!検索」における河川の水位情報の検索結果をリニューアルし、ユーザーが所在地に近い場所や気になる場所のライブカメラを選択しやすいようにしたことを発表した。
気象庁によれば8月・9月は台風の発生数が多いことが報告されており、これから迎える台風シーズンにも河川の氾濫などが懸念される。今回のリニューアルは、大雨の際にユーザーが近隣河川の状況を的確に把握し、早期避難の判断などに活用できるようにすることを目的としたもの。
「Yahoo!検索」では、河川名に「ライブカメラ」を加えたキーワードで検索を行うと、気象庁による指定河川洪水予報の対象となる約400河川に設置された約6,000カ所のライブカメラ画像と洪水情報を確認できるサービスを提供している。今回のリニューアルでは、検索結果として表示される地図のサイズを大きくするとともに、地図に表示されるライブカメラ設置場所の選択を可能にした。
また、地図上に表示されたライブカメラ画像を左右にスライドしてのライブカメラの切り替え、地図の拡大/縮小/スクロールといった機能も追加されている。
なお検索キーワードで「ライブカメラ」を付けずに対象の河川名だけで検索すると、ライブカメラ画像なしで河川の水位情報を確認できる。