アイ・オー・データ機器は8月9日、モバイルディスプレイとしては大きな17.3型モデル「LCD-YC171DX」を発表した。USB Type-C接続とミニHDMI接続に対応しており、USB Type-C接続ならばバスパワー駆動できる。9月上旬より発売する。ナノディフェンダーAg+を塗布した抗菌モデルも用意。こちらは受注生産となる。価格はともにオープン。
17.3インチサイズのモバイル液晶ディスプレイ。一般的な大画面ノートPC(15.6型)より画面が大きく見やすいのがポイントだ。液晶パネルには広視野角のAASパネル(非光沢)を採用。解像度は1,920×1,080ドット。
映像入力インタフェースはUSB Type-C×2(1基は電源用)、ミニHDMI×1。0.5W+0.5Wのスピーカーを内蔵し、USB Type-Cケーブル1本の接続で映像、音声、給電をカバーできる。20度~60度の範囲で無段階調整できるスタンドも備え、外出先で素早くマルチディスプレイ環境を構築するのに適している。
画面モードは「WEB」「あざやか」「オフィス」「標準」「ゲーム」の5種類を収録。高画質機能として、低解像度の映像を美しく再現する「超解像技術」、映像にメリハリをつけ鮮やかに表現する「エンハンストカラー」、バックライトの輝度を自動的に制御して映像の明るさを自然にコントロールする「CREX」を搭載する。
主な仕様は、視野角が上下/左右ともに178度、輝度が220cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(CREXレベル2設定時24,400:1)、応答速度が5ms(オーバードライブレベル2設定時)。本体サイズは約W396×D14×H247mm、重さは約1.1kg(スタンドあり)。収納ケースが付属する。