『ポケモンGO』のチケット制リアルイベント「Pokémon GO Fest 2023」。今年は日本 大阪(2023年8月4日、5日、6日)、イギリス ロンドン(2023年8月4日、5日、6日)、アメリカ ニューヨーク(2023年8月18日、19日、20日)の3カ所で開催されます。
イベントは、公園などの探索と市街地の広域を使った探索の2部構成。専用のスペシャルリサーチや何度も挑戦できるレイドバトルを楽しめるほか、海外に生息する地域限定ポケモンと出会えたり、いつもよりも高確率で色違いポケモンをゲットできたりします。
ライターの岡安は、2日目の8月5日に大阪の「Pokémon GO Fest」に参加してきました。編集の安川に報告します。
4エリアに分けられた万博公園をあちこち移動
安川:今年も「Pokémon GO Fest」に行ってきたんですよね。どうでしたか?
岡安:暑かったですね。昨年は札幌でほどよい気温でしたが、今年は激アツです。
安川:野外イベントにこの暑さはこたえますよね。で、イベント自体はどうでしたか?
岡安:今回は大阪市と吹田市の市街地と万博記念公園が舞台でした。前回と同様、まずは先に公園を探索しようと午前の部を選んでいます。9時から開始なので前乗りしていました。次いでに京都に行って、任天堂元本社の丸福樓を観に行くなど、観光も楽しみました。
安川:なるほど。万博記念公園と言えば、太陽の塔ですよね。
岡安:太陽の塔は何度か観に行ったことはありましたが、公園全域を回ったことがないので、そこは楽しみでした。かなり広い公園なので、公園内を移動するのもちょっと大変でしたね。
安川:やっぱり公園全体を回らないとダメな感じですか?
岡安:公園は「暗いジャングル」「妖精の庭」「氷の平原」「火山の島」の4つのエリアに分かれていて、それぞれに出現するポケモンが違うんですよね。スペシャルリサーチにも関わってきますし、すべてのエリアを回るだけでなく、場合によっては何往復もする必要があります。
地域限定ポケモンとも出会えた
安川:それは大変ですね。今回のイベントで注目度が高かったポケモンはなんだったんですか?
岡安:地域限定ものとしては「ヘラクロス」と「ハブネーク」と「シンボラー」です。イベント限定としては「紫色冠をつけたピカチュウ」と「かばんをつけたプテラ」がいました。
あと、フェスと言えばアンノーンですが、今回は「A・D・I・M・O・!(毎度!)」の6文字のアンノーンが出現しています。アンノーンは正時になると2分間“爆湧き”しました。これは昨年の札幌と一緒ですね。
正時になる直前に色違いを発見したら、そのまま捕まえずに、正時を待つと、色違いポケモンがアンノーンに変換され、それも色違いになる裏技も昨年同様にできたっぽいです。
シンボラーとアマルス以外は色違いが出現するので、どれだけコレクションに加えられるかも鍵ですね。
安川:どれもこれも捨てがたいポケモンですね。
岡安:スペシャルリサーチをクリアするとほうせきポケモン「ディアンシー」をゲットできます。ただ、今回はリサーチを後回しにしたため、終わらずにゲットできませんでした。
あと、GOスナップショットを撮影すると「ロトム」が出現しました。フォルムが『ポケモンGO』初登場となる「フロストロトム」だったので、これも獲得必須のポケモンでした。あと「メレシー」も初登場。これは野生で出現せず、フィールドタスクをクリアすると出現する可能性がありました。
安川:やること多いですね。スペシャルリサーチを忘れてしまうのは仕方ないかもしれません。まあ、「ディアンシー」はのちのちイベントに参加しなかった人用にスペシャルリサーチが登場すると思うので、そちらで対応するしかないですね。
岡安:スペシャルリサーチはいつクリアしてもいいものだと頭に入っていたので、現地でクリアしなくてはならない場合があることが抜けていたんですよ。
背景が大阪の街になっているロケーションカードも登場
安川:市街地の方はどうだったんですか?
岡安:吹田市と大阪市のどちらでも探索できたんですけど、大阪市を選びました。ジムがたくさんあったので、ジム戦を中心に活動しました。
ジム戦では「メガレックウザ」や「クレセリア」、「ゼルネアス」、「イベルタル」などが出現しました。これらをゲットすると背景が大阪をイメージしたロケーションカードになることがあるんです。ジム戦では色違いが出ませんでしたが、ロケーションカードのポケモンがゲットできたのはよかったですね。
安川:ほかに市街地のイベントは何かあったんですか。
岡安:万博記念公園の近くのららぽーとでは、ピカチュウと一緒に写真を撮影できるグリーティングがありました。吹田市だとポケストップのローディングスクリーンがイベント仕様になっていたり、公式ルートが設定されていたりって感じです。
札幌のときはピカチュウがランウェイウォークをするピカチュウランウェイやポケモンのフォトジェニックな装飾を展開したポケジェニック、路面電車のPokémon GO Festラッピング車両、ノベルティがもらえる買い物キャンペーンなどがありましたけど、そういった街ぐるみの企画はあまりありませんでしたね。
安川:なるほど、じゃあ、大阪市内はあまりイベント感がなかったんですね。
岡安:そうですね。吹田市のほうはどうだったかわからないですけど。
安川:で、今回の成果はどんな感じだったんですか?
岡安:色違いのポケモンは、万博記念公園で6匹、大阪市内で5匹でした。1匹も被ることがなくて、紫色冠をつけたピカチュウ、ペロッパフ、クマシュン、アンノーンD、サボネア、タネボー、チュリネ、チョロネコ、バケッチャ、マンタイン、アイアント。タネボー以外は初ゲットだったので、数は少なめですけど、よかったですね。
また、今回タマゴの孵化の距離が短くなったので10kmタマゴをガンガン孵化させていたんですけど、最後の最後でアマルスの色違いが出ました。確認したら獲得したのも今回のイベント中だったのでちょっと驚きです。
安川:今回のイベントではアマルスは野生で出現していたんですけど、色違いになる可能性はなかったんですよね。
岡安:公式サイトによるとそうなっていますね。なので、眼中になかったんですけど、まさか10kmタマゴから生まれるとは。
安川:最後にサプライズで締めて良いイベントでしたね。
岡安:はい、来年の開催も楽しみです。