コロナは8月10日、同社ブランド「OUTFIELD」から、本体色をアースカラーで統一した「フィールドベージュライン」の対流形石油ストーブ「SL-F510」を発表した。価格は33,800円。発売日時は9月19日10時、8月17日10時~8月31日10時の期間中予約を受け付ける(予定台数に達ししだい、終了。発送は9月19日から順次)。

また、2023年4月に発売した石油ストーブとファンヒーターも同日に再販売する(予約受付も同日に開始)。再販売のラインナップと価格は、小型対流形石油ストーブ「SZ-F32」が34,800円、ポータブル電源対応石油ファンヒーター「FH-CPF25」が25,800円。

  • 「SZ-F32」(左)、「FH-CPF25」(真ん中)、「SL-F510」(右)

今回発売・再販する3機種は、コロナが自然やアウトドアをモチーフにした製品を展開していくブランドであるOUTFIELDを立ち上げた際に、ブランド第1弾の製品として発表したもの。中でも小型対流形石油ストーブのSZ-F32は、発売開始から約1か月で予定販売分が売り切れた人気製品だという。

対流形石油ストーブ「SL-F510」

  • SL-F510

SL-F510は、コロナのロングセラー製品である「SLシリーズ」のカラーをフィールドベージュで統一した対流形石油ストーブ。本体は、「レトロでかわいい」と親しまれてきたというSLシリーズのデザインに、横ガードや大型の黒いつまみを追加し、ギア感を表現している。

本体サイズはW460×D460×H553mm、重さは約9.9kg。燃料消費量は5.14kW(0.5L/時間)。暖房の目安は木造が21.5平方メートル(13畳)、コンクリートが29.5平方メートル(18畳)。タンク容量は6L、燃焼継続時間は約12時間。

小型対流形石油ストーブ「SZ-F32」

  • SZ-F32

SZ-F32はランタン風デザインの小型対流形石油ストーブ。丸みのある形状にシルバーガードや黒いつまみでギア要素を加え、オシャレ感と無骨さを両立させたという。本体は、底面幅が35.5cmと既存のSLシリーズと比べて約11cm小型化しつつ、暖房能力3.19kW、連続燃焼約12.3時間を実現。水平な場所で安全に使用しやすいよう水平器も搭載している。

本体サイズはW355×D355×H475mm、重さは6.3kg。暖房の目安は木造が15.0平方メートル(9畳)まで、コンクリートが20.0平方メートル(12畳)まで。タンク容量は3.8L。安全装置として、対震自動消火装置を装備する。

ポータブル電源対応石油ファンヒーター「FH-CPF25」

  • FH-CPF25

FH-CPF25は、2022年9月に発売したポータブル電源対応石油ファンヒーターのカラーをフィールドベージュに変更したモデル。最大暖房出力は2.5kWと、パワフルに部屋を暖められる。

点火時に必要とする電力を抑えることで、点火までの時間が約5~7分と長くなったが、ポータブル電源による稼働を実現した。運転時の消費電力は8.5~14Wと低く、バッテリー容量が少ないポータブル電源でも長時間運転できる。

「高地切換モード」により標高2,000mまでの場所に対応。このほか、水平器や対震自動消火装置、不完全燃焼防止装置などの安全装置も装備している。

本体サイズはW312×D307×H390mm、重さは7.9kg。消費電力は点火時が166W、燃焼時が8.5~14W、待機時が0.9W。運転音は強が33dB、弱が21dB。タンク容量は3.6L。固定タンクキャップ、灯油を抜くためのスポイトなどが付属する。