毎日異常な暑さ。水分補給のために飲み物を持ち歩くと、すぐにぬるくなってしまいますよね。外出先でも冷えたドリンクを飲みたい! そんな願いをかなえてくれるのがニトリの「冷たさ長持ちペットボトルホルダー」(999円)です。
近頃、100均などさまざまなお店からペットボトルの保冷アイテムが登場していますが、ニトリ商品の実力はいかに!? 早速紹介していきます。
■ニトリ「冷たさ長持ちペットボトルホルダー」
パーツは2つ。ステンレス製の筒状の容器と、真ん中に穴が空いたフタに分かれています。容量は500〜650mlで、フタを閉めた状態のサイズは幅10.4×奥行8.8×高さ18.1cmです。
実際にセットしてみましょう。ペットボトルを容器にいれたら穴空きパーツを覆うようにしてかぶせ、ぴったり止まるところまで回して完了。600mlのペットボトルは余裕で入りましたが、底が四角いタイプは容器に入らなかったのでご注意を!
フタには持ち手がついているので、手持ちはもちろん、カラビナやストラップなどを使用して持ち運ぶこともできちゃいます。
■実験してみた
それでは、ペットボトルホルダーのパワーを確かめるために実験スタート! 結果が分かりやすいよう、水をいれて凍らせたものを3本用意しました。
- ペットボトルホルダーにいれたもの
- 保冷バッグにいれたもの
- 何もせずそのままの状態のもの
この3本をそれぞれ屋外の日陰に置き、1時間ごとに氷が溶ける様子を観察していきます。ちなみに、天気予報によるとこの日の最高気温は33℃。真夏の屋外に放たれたペットボトルホルダーの実力はいかに……!?
■開始3時間後
開始早々、容器の外側に大粒の水滴がついてしまった素の状態のペットボトル。開始3時間後には、中身の氷が完全に溶けてしまいました。一方、保冷バッグ、ペットホルダーともに、頑丈な氷の芯は残ったままです。
■開始6時間後
開始から6時間、この日1番の暑さだった14時(気温33.6℃)。保冷バッグにいれたペットボトルは、氷がぷかーっと浮いてきてしまいました。一方、ホルダーにいれたものは溶けた水に覆われながらも、中心の氷は健在です。
■開始7時間後
開始7時間後の15時、気温は32℃。ここまで安定した保冷力をみせてくれていた保冷バッグのペットボトルが無念の脱落!! しかし、ここまでキープするとはさすが定番の保冷バッグです。
一方、ペットボトルホルダーの中身はというと……なんと、まだ半分以上の氷を残しています! すごいじゃないか!
■ペットボトルホルダーの氷が溶けきったのは!?
8時間後、9時間後……氷は少しずつ溶けてはいるのですが、中心にずっと大きな塊があり、溶けきる気配がありません。最終的に容器の中の氷が完全に溶けたのは、開始12時間後の20時でした。なんと約半日も氷をキープ! さらに溶けきった水もキンキンに冷たくて、文句なしの保冷力です。
別日には、冷蔵庫から出した飲み物をいれて外出してみたところ、およそ7時間、冷たさが持続していました。ちなみに、約7時間は"ぬるい"ではなく"冷たい"と感じられたのもポイント。ペットボトルホルダーの想像以上の実力にあっぱれです!!
まさに、"冷たさ長持ち"という商品名そのままのアイテム。いつでもどこでも冷えた状態をキープして飲むことができるので、こまめな水分補給のお供にぜひ、みなさんも使ってみてはいかがでしょう。
※価格はネットや店舗によって異なる可能性あり
※本実験では、中身には手をつけずに放置しています。基本的にドリンクを長時間放置することは避けましょう