7月から米国で始まっていた、X(旧Twitter)の「広告収入分配プログラム」の適用が、いよいよ日本でも始まったようだ。しかし、どうやら分配額がかなり控えめらしく、ネット上では「ハードル高すぎ」「しょっぱいですね😂」などと話題となっている。

  • X(旧Twitter)の「広告収入分配」が日本でも始まる - ネット「ひろゆきレベルで36万円か」「しょっぱい」

    Xの「広告収入分配プログラム」が、日本でも適用開始されたようだ。しかし現在のところは、収益を得るハードルの高さに驚くユーザーが多いようだ

Xが提供を開始した「広告収入分配プログラム」は、クリエイターの活動を支援することを目的としており、ユーザーがポストしたコンテンツへのリプライ欄に表示された広告の収益を、ユーザーにも分配するというもの。米国では7月14日から始まっており、今回、ついに日本でも適用が始まった。

ちなみに、もともと今回の分配、日本では7月31日にスタートする予定だったが、予想を上回わるクリエイターがプログラムに参加したため、支払い開始が遅れる形となったという。また、Xのオーナーであるイーロン・マスク氏によると、今回の分配では、収益分配を約束した今年2月からの累積収益が支払われているとのこと。

「広告収入分配プログラム」に参加するには、「Twitter Blue(海外ではX premiumと称される)または、認証済み組織にサブスクライブしている」ことのほか、「過去3カ月間のポストに対するインプレッション(ポストが閲覧された回数)が1,500万件以上」であること、「フォロワーが500人以上」であること、という条件を満たす必要がある。

  • Xの「もっと見る」に収益化の欄があり、自身が収益化可能かどうかを確認できるようになっている

これを受けて、さっそく日本のクリエイターたちからも、収益の報告が出始めている。たとえば、日本最大級のインターネット掲示板「2ちゃんねる」の開設者で、記事掲載時点で約240万人のフォロワーを抱える「ひろゆき」さんは今回、2,328ユーロ(約36万6,000円)の収益が発生したそうだ。ひろゆきさんは「Twitterで呟いてるだけで暮らせる人が出てきそうですな、、、」とポスト(ツイート)しているが、これが2月から7月までの累計額だとすれば、ひと月あたりは6万円少々となる。これだけ見ると、あまり夢は無さそうな気がする。

ネット上では「ひろゆきLvでこの金額か…夢ないな」「生計は立てれなそう」「フォロワー10万人以下では話にならないレベルじゃないですか?」「一般人は毎月ブルー分稼げれば御の字ですね…(笑」「騙しの情報商材がでないといいですが...笑」「X、全然儲からない…」「しょっぱいですね😂」「ハードル高すぎ」などの声が寄せられた。