カプセルトイやフィギュアの企画・製造を手がけるケンエレファントは、平成初期に人気だった通信アイテム「ポケベル」のカプセルトイ「ポケベル ボールチェーンマスコット」を、8月下旬に発売すると発表した。価格は1回500円だ。平成レトロを感じられるアイテムとなっている。ネットでは「懐かしい」「青いやつ持ってた」などと話題となっている。
「ポケベル」は「ポケットベル」の略で、モノクロのディスプレイと通信機能を備えた、小型サイズの端末。1980年代後半から1990年代前半にかけて普及し、1996年には契約数が1,000万台を超えるほどの人気となっていた。
今回登場する「ポケベル ボールチェーンマスコット」は、東京テレメッセージ監修のもと、ポケベルをほぼ実寸大サイズでカプセルトイ化。機種は、東京テレメッセージのポケベル「mola(モーラ)」で、横から見たマンボウのような形のデザインが特徴だ。
同商品は、手のひらサイズだが、液晶画面やライト部分の造形、ボタン部分の感触などにもこだわり、本物そっくりに制作しているとのこと。また、本体の左側にあるスイッチをオンにすると、2タイプのメロディが交互に流れ、本体がブルブルと振動するダブルギミックが搭載されている。
ラインナップは4種類で、本体が青色で液晶画面に「コンヤアイテル? ノミニイカナイ?」と、本体が白色で液晶画面に「フンスイマエデアイマショウ!」、本体が灰色で液晶画面に「ナニシテル?TELクダサイ」、本体がピンク色で液晶画面に「スキダヨ♥ ハヤクアイタイ」とメッセージが入っている。
同社は「当時実際にポケベルを愛用していた世代には懐かしく、物心ついた頃からスマホがあった若い世代には平成初期の文化に触れられる、懐かしくも新しい新商品」とコメントしている。
「ポケベル ボールチェーンマスコット」は1回500円で、全国のカプセルトイ売場やホビーショップ、オンラインショップなどで取り扱う。
ネット上の反応では、「懐かしい」「青いやつ持ってた」「これ欲しいw」「懐かしいものがカプセルトイに」「(・ω・)やば…w」などの声が寄せられた。