女優の橋本環奈が、2024年度後期のNHK連続テレビ小説で主演を務めることが9日、発表された。タイトルは『おむすび』で、平成時代のギャルを演じる。

  • 橋本環奈

■連続テレビ小説第111作『おむすび』は平成時代のギャルが主人公

連続テレビ小説第111作となる『おむすび』は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが主人公。その主人公が人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識と持前のコミュ力で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々とむすんでいく。

舞台は、食と人情の街、福岡・神戸・大阪。日本の朝に元気と笑顔を届けるオリジナル作品で、脚本は、『正直不動産』(NHK)、『監察医 朝顔』(フジテレビ)などの根本ノンジ氏が手掛ける。

■主演の橋本環奈「明るい朝をお届けしたい」

橋本が演じる主人公・米田結(よねだ・ゆい)は、平成に元号が変わった最初の日に生まれる。自然豊かな福岡県・糸島で育ち、そのせいか、どんなものでもおいしそうに食べる。農業を営む結の家族も明るくて能天気だが、実は何かと複雑な事情もあり……。高校卒業後、ある事がきっかけで神戸、そして大阪へと移り住み、栄養士の道を歩み始める。「おむすび」は、幼いころにつけられた結のあだ名だが、本人はあまり気に入っていない。

同日、制作発表・主演会見がNHK大阪放送局で開催され、橋本、脚本の根本氏、制作統括の宇佐川隆史氏が登壇。橋本は「今回NHKでドラマ初めて出演させていただくんですけど、朝ドラヒロインらしく、ギャルなので明るく楽しく、皆さんに元気のいい一日のスタートが切れるように、明るい朝をお届けしたいなと思っています」と意気込みを語った。

■橋本環奈プロフィール

1999年生まれ。福岡県出身。映画・ドラマ・舞台など、エンターテインメント業界の第一線で幅広く活躍。昨年末に放送された『第73回NHK紅白歌合戦』では司会を担当し、大きな反響を得た。出演作に、映画『キングダム』『銀魂』『春に散る』、ドラマ『今日から俺は!!』『王様に捧ぐ薬指』、舞台『千と千尋の神隠し』(菊田一夫演劇賞 大賞受賞)など多数。

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