映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(公開中)の大ヒット公開記念舞台挨拶が9日、都内で行われ、日本語吹き替えキャストの森川智之、広瀬アリス、津田健次郎、園崎未恵が登壇した。
トム・クルーズ演じるスパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハントと彼率いるチームの活躍を描く『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作。全人類を脅かす新兵器が悪の手に渡る前に見つけ出すミッションを課せられたイーサンたちが、世界各地で命を懸けた熾烈な攻防を繰り広げる。
トム・クルーズ演じる主人公イーサン・ハントの吹き替えを務めた森川は「皆さんどうもトム・クルーズです」とお茶目に挨拶してから、「トムといえばイーサン・ハントということで、長年彼も演じてきているイーサン・ハントを私も長く演じさせていただいています」と話した。
前作からの続投となったホワイト・ウィドウ役の広瀬は、アニメ好きとしても知られているが、声優陣との舞台挨拶に「今日はお三方の声をすごく聞いていたいので、あんまり質問には答えたくない。お三方を中心に回ればいいなと思っています。私からしたらめちゃめちゃ芸能人とここに立っているなという感じで、すごく緊張しています」と心境を吐露した。
シリーズ史上最も強大な敵としてイーサンの前に立ちはだかるガブリエル役の津田は「この超大作に吹き替えで参加できてとてもうれしく思っています」と喜びを述べ、イーサンと数奇な出会いを果たし行動を共にすることになるグレース役の園崎は「長らく吹き替えのお仕事をさせていただいていますが、吹き替え作品でこういった場に登壇させていただくのは実は初めてで、大変緊張しております。そして、大変光栄な思いでいっぱいです」と語った。
広瀬がセレクトした劇中のセリフを森川、園崎、津田が披露する企画も実施。園崎が「約束よ。絶対に来て!」と言い放つと、森川も「必ず行く。何があっても」と返し、観客から拍手が起こった。森川は「でも誓うよ。この先、君の命を自分より優先する」というセリフも披露し、津田は「イーサン!」という一言を力を込めて披露。声優陣の生セリフに、広瀬は「幸せ」と感激していた。