タムロンは8月9日、ソニーEマウント用の大口径望遠ズームレンズ「70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2」(Model A065)の開発を発表した。新たにレンズ内手ぶれ補正機構を搭載したほか、光学設計を一新して描写性能を高めた。広角側の最短撮影距離も大幅に短縮し、マクロ撮影が楽しめるようにした。2023年秋の発売予定で、価格は未定。

  • 開発を発表した大口径望遠ズームレンズの改良版「70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2」(Model A065)

すでに販売中の「70-180mm F/2.8 Di III VXD(Model A056)の改良版。クラス最小・最軽量のサイズを維持しながら、新たにタムロン独自の手ブレ補正機構「VC」を搭載したのが特徴。光学設計も一新し、ズーム全域で描写性能を高めた。広角端の最短撮影距離を0.85mから0.3mに短縮し、接写性能も高めた(望遠側は0.85m)。フィルター径は、同社のフルサイズミラーレス用レンズと同じ67mmに合わせた。

レンズは簡易防滴構造となる。レンズの長さは156.5mm、重さは約855g。詳細なスペックは非公表。