シャープは8月9日、“消費電力0W”で表示し続けられる電子ペーパーディスプレイ「ePoster(イーポスター)」のカラーモデルを発売した。25.3型の「EP-C251」と、13.3型の「EP-C131」の2サイズをラインナップする。価格はオープン。

  • ePosterのカラーモデルが登場

「ePoster」は、E Inkの電子ペーパー技術を採用した電子ペーパーディスプレイ。薄型軽量で、静止画の表示を維持する時に「消費電力0W」を実現していることが特徴だ(動画表示や、静止画の表示開始・書き換え時には電力が必要)。シャープとE Inkが協業して販売する商品で、第1弾のモノクロ電子ペーパーディスプレイは2023年4月に発売している。

新たに発売する2モデルは、カラー表示に対応。紙のような高い視認性と、表示を書き換えられる電子ペーパーディスプレイの特長に、カラーの表現力が加わることで、商業施設・店舗での案内板や広告表示、飲食店におけるメニュー表示など、多彩な利用シーンを見込む。

表示コンテンツはUSBメモリのほか、スマートフォン操作でも書き換えが可能。シャープのコンテンツ配信・表示システム「e-Signage S」(別売)と組み合わせることで、ネットワーク経由での表示更新やネットワーク経由での表示更新なども可能だ。

  • カフェでのメニュー表示の例

  • コンビニでの情報表示の例