ビースタイルグループは8月8日、「家事の手抜き」に関する調査結果を発表した。調査は7月11日~18日、同社運営サイト『しゅふJOB』登録者のうち、家事を担当している主婦・主夫層を対象にインターネットで行われ、621名の有効回答を得た。
「長期休暇は家事が普段より大変になる」が58%
家事は好きかと尋ねたところ、「好き」「嫌い」ともに28.5%という結果に。長期休暇期間中の家事の負担について聞くと、58.1%が「普段より大変になる」と回答した。
そこで、家事の手抜きに対する考えを聞いたところ、「時には手抜きすることも必要」(76.3%)や「手抜きは家事を上手にこなすテクニックの一つ」(50.6%)に回答が集中。一方で、手抜きすることに対して「後ろめたい」(8.1%)、「一切するべきではない」(0.3%)という声も1割程度見受けられた。
手抜きだと感じてしまうサービスは?
次に、家事にまつわるサービスや道具などで、利用すると手抜きだと感じてしまうものがあるかと尋ねたところ、37.7%が「ない」と回答。「ある」という人の中で多かったのは、多い順に「スーパーなどのお惣菜」「レトルト食品」「ウーバーやピザなどの宅配」「冷凍食品」「家事代行サービス」「外食」という結果に。
最後に、家事の手抜きに対する考えをフリーコメントで答えてもらったところ、さまざまな意見が寄せられた。
「手抜きできるところは手抜きして、他の時間にあてる方が効率的」
「家事の“手抜き”ではなく“効率化”という言葉が標準になればよい」
「子どもが小さいと食事に関してが1番気になるので、手作りご飯が作れないと自分に負い目を感じてしまう」
「“家事の手抜き”という考え方自体おかしい。これが業務であれば“最適化・効率化・適材適所”と評されること」
「家族に文句を言われるので、手抜きがなかなかできません。自分が体調が良くない時は台所に立つのも辛いが、ウーバーなどの宅配を利用したくてもど田舎なので範囲外です」
「その家のやり方で十分だと思う」
「手抜きをさせてくれない夫がいてつらい」
「家族が納得して、幸せならいいのでは?何を手抜きと思うのかは家族次第だと思う」
「手抜きしたいが、そもそもお金に余裕がないから働いているので、お金をかけてサービス等を受けることに抵抗があります」
「仕事を持つ主婦にとって、手抜きは上手に暮らす為の知恵だと思います」
「何をもって手抜きというのか?何か完成形が存在するのか?専業主婦が多かった昭和の概念」