マイナビは8月7日、「マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査(7月)」の結果を発表した。同調査は7月25日~31日、2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生2,521名を対象に、インターネットで実施した。

  • 【図1】内々定率 経年比較

2024年卒業予定の大学生・大学院生の7月末時点での内々定率は、前月比2.4pt増の81.9%だった。平均内々定保有社数は前月同値の2.5社。企業の高い採用意欲を背景に、6月同様、内々定率・平均内々定保有社数ともに高い割合で推移している。

  • 【図2】平均内々定保有社数 前年比較

2023年3月13日よりマスクの着用が原則として個人の判断となったが、対面の就職活動でマスクを外して参加した活動を聞くと、最も多かったのは「個人面接」(60.0%)だった。27.3%は、「マスクを外したことはない」と答えている。

  • 【図3】対面での就職活動においてマスクを外して臨んだシーン

SNSで企業情報を得るときにどのような投稿を参考にするか尋ねると、最も多かったものは「SNSでの投稿を参考にしていない」(41.9%)だった。参考にする投稿としては「企業の公式アカウントによる投稿」(33.7%)が最も多く、「知り合いではないが、その企業に関して投稿している就活生以外(社会人)の投稿」(24.8%)、「知り合いではないが、その企業に関して投稿している就活生の投稿」(24.3%)と続く。

  • 【図4】SNS で企業に関する情報を探すときに、どのような投稿を参考にするか

SNSなどでシェアされた企業に対するポジティブな投稿を目にしたことで、その企業に興味を持ったり選考を受けたことがあるかを聞くと、56.9%が「興味を持ったり、選考を受けた経験はない」、43.1%が「興味を持った」と答えた。そのうち「応募したことがある」という回答は 12.0%で、「選考に進んだことがある」は5.6%、「その企業を入社予定先に決めた」は1.5%だった。

  • 【図5】SNS 等でシェアされた企業に対するポジティブな投稿を見たことで、企業に興味を持ったり選考を受けたりした経験はあるか