南海電気鉄道は、6000系(6両)を懐かしのステンレス無塗装に戻し、9月11日から運行すると発表した。これに先立ち、9月9日に無塗装の6000系車両撮影会を2回開催。計200名の参加を募集したが、すでに定員に達し、参加募集を終了したとのこと。
6000系は1962(昭和37)年から高野線で運転を開始し、60年以上にわたり活躍しているステンレス車両。南海電鉄の現存する車両(特急車両を除く)で唯一、片開き方式のドアを採用している。現在は他の車両と同様、青・オレンジのラインカラーや「NANKAI」ロゴを施しているが、運行から60年以上を迎え、「ステンレス無塗装を復活させてほしい!」との要望が多数あったことから、ステンレス無塗装に戻して運行することになったという。
6001編成・6028編成の計6両をステンレス無塗装の対象とし、9月11日から当面運行予定。難波~橋本間(南海高野線)および難波~和泉中央間(南海高野線・泉北高速線)で運行される。