JR東日本首都圏本部、東京建設プロジェクトマネジメントオフィス、電気システムインテグレーションオフィスは8日、渋谷駅の山手線内・外回り線路切換工事にともない、11月18日に山手線外回りの大崎~渋谷~池袋間、11月19日に山手線内回りの池袋~渋谷~大崎間で全列車を運休すると発表した。山手線のその他区間も本数を減らして運転する。
渋谷駅の駅改良工事は2015年から進められ、今回は渋谷駅周辺のまちづくりの一環として、快適な駅空間の確保に向けて山手線の線路とホームを高くする工事を実施する。工事時間帯は11月17日終電から11月20日初電までの約52時間。工事が行われる間、各改札から山手線ホームへの一部の階段・エスカレーターが使用停止となり、ホーム上の混雑状況によって改札内への入場を制限する場合がある。
11月18日は山手線外回りの大崎~渋谷~池袋間を運休に。池袋~東京~大崎間も、日中は通常の3~4割にあたる10分間隔の運転とし、大崎駅で東京方面に折り返す。山手線内回りは池袋駅から渋谷駅を経て大崎駅まで、通常の7割にあたる日中5分間隔の運転とし、一部列車は池袋駅で上野方面に折り返す。大崎駅から東京駅を経て池袋駅までの区間は、通常通り日中約3分間隔の運転となる。
11月19日は山手線内回りの池袋駅から渋谷駅を経て大崎駅まで運休に。大崎駅から東京駅を経て池袋駅まで、通常の3~4割にあたる日中10分間隔の運転とし、池袋駅で上野方面に折り返す。山手線外回りの大崎~渋谷~池袋間は、通常の7割にあたる日中5分間隔の運転とし、一部列車は大崎駅で東京方面に折り返す。池袋~東京~大崎間は通常通り日中約3分間隔の運転とする。
当日は埼京線の増発等を行うほか、他の鉄道会社への振替輸送も実施する。今回が5回にわたる渋谷駅での最後の線路切換工事となり、今後は駅コンコースの拡充や共同開発ビル工事を本格化するとのこと。