ナビタイムジャパンは8月8日、「渋滞情報マップ by NAVITIME」において、新渋滞予測モデルの採用による予測機能の強化を行った。

  • ナビタイムの「AI渋滞予報」、交通規制や天候を考慮した渋滞予測に対応

    ナビタイムの「AI渋滞予報」、交通規制や天候を考慮した渋滞予測に対応

渋滞情報マップ by NAVITIMEは、リアルタイムの道路交通情報(高速道路/一般道)に特化したiOS/Android向けアプリ。2023年4月から、同アプリ内で「AI渋滞予報」機能を提供している。今回の改良により、事故や工事に伴う交通規制や天候を考慮した渋滞予測が可能になった。

2023年5月のデータを使って新旧の渋滞予測モデルの精度をシミュレーションしたところ、大雨や通行止め規制のあったシーンで40%近い改善が見られた。また、予測対象100区間の精度確認では、新モデルによる予測結果の87.9%で「予測と実際の渋滞長の誤差」が1km以内となった。

  • 新予測モデルで渋滞予測の精度を向上

    新予測モデルで渋滞予測の精度を向上

  • 雨の日や交通規制のあったシーンで、新旧のAIモデルによる予測精度を比較した結果

    雨の日や交通規制のあったシーンで、新旧のAIモデルによる予測精度を比較した結果