元プロ野球選手で野球解説者の里崎智也氏が4日、YouTubeチャンネル『Satozaki Channel』で公開された動画「【ロッテ守備妨害アピールが認められず…里崎が感じた事とは?】【巨人岡本が2戦連続2発の大暴れでヤクルトに勝ち越し】【DeNAは3連勝が必須! Bクラス転落の危機…】里崎が詳しく解説します!」内で、3日のロッテ対日本ハム戦で物議を醸した守備妨害騒動について持論を述べた。
同試合にて、7回に1点を返して、4点差に詰め寄っていた日本ハム。なおも1死満塁の状態で、加藤豪将の打球は一ゴロに。一塁手を守る山口航輝が本塁へ送球し、3-2-3の併殺を狙ったものの、捕手の佐藤都志也が放った一塁への送球が加藤の足に当たってしまい、ボールが転がる間に日本ハムがもう1点を追加することになった。
すると、加藤がファウルラインの内側を走っていたのではないかと、山口が守備妨害をアピール。吉井理人監督が球審に確認するも認められず、佐藤の失策となり、ゲームが続行した。
このプレーについて、里崎氏は、まず「ルール的には最後の一歩を踏むときに、ライン上もしくはフェアゾーンに入ってもいいってなってる。入らないと(ベースを)踏めないからね」とルールを説明した上で、「でも、この映像を見てたら、ずっとライン上を走ってるのよ」と、加藤が一塁に達するまでファウルライン上を走っていたと指摘。
「ずっとライン上を走ってる。一回も外出てないってなったら、あれはアウトやと思う。守備妨害」と持論を述べつつ、「ベース踏んでから当たったんだったら問題ない。でも、ベースを踏む前に当たってるからね」と話した。
なお今回、守備妨害と判定されなかった理由については、「俺の解釈上はね」と前置きしながら、「最後の一歩のところで当たったのは、守備妨害にならないのかもしれない」と解説。「そうじゃないと納得できないもんね。だって、ずっとライン上を走ってるからね」と予想していた。