サンワサプライは8月7日、最大1,500WまでAC出力できるポータブル電源「BTL-RDC28」と、BTL-RDC28の蓄電が可能なソーラーパネル「BTL-SP2」を発売した。価格はBTL-RDC28が385,000円、BTL-SP2が107,800円。
「BTL-RDC28」は、家庭用コンセントと同じ最大1,500W出力ができる、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したポータブル電源。電池容量1,485Wh、AC定格出力1,500Wで、AC出力は正弦波を採用。PCやディスプレイ、電子レンジ、冷暖房器具などを使用できる。
出力はAC出力、USB-C(PD 100W)、USB A出力、12Vシガー出力、12VDC出力の5種類の出力に対応。電池残量、消費電力、残り使用時間目安などがわかるLCD表示パネルを備える。
バッテリーは、長寿命と安全性を両立させたリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。また、過充電や過放電の防止、短絡保護、過熱保護などの安全機能を備えた「BMS」システムを搭載し、エネルギー効率を最適化し、バッテリー寿命を延ばすとしている。
本体サイズはW370×D235×H312mm、重さは約16kg。AC出力×4、DC出力×1、USB出力×6(Type-C×2、USB-A×4)、シガー出力ポート×1。USB定格出力電圧/電流はUSB Type-Cが5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A(最大PD100W)、USB-Aが5V/3A、9V/2A、12V/1.5A(最大QC18W)。
「BTL-SP2」は、「BTL-RDC28」に接続して使えるソーラーパネル。特殊フッ素樹脂コーティングETFEを採用しており、耐久性、防水、防塵、耐候性に優れるとする。ケーブル収納ポケットには、屋外でも安心な止水ファスナーを採用。持ち運びに便利なハンドル付きで、ハンドルには折りたたんだ状態を維持しやすいマグネットを内蔵した。
「BTL-SP2」の主な仕様は、パネル種類が単結晶シリコンパネル、最大出力は200W、最大出力動作電圧は22V、最大出力動作電流は9.1A、開放電圧は26.2V、短絡電流は9.92A。ケーブル出力端子形状はMC4コネクタ。本体サイズはW540×D65×H620mm(収納時)、重さは約6.6kg。ケーブル長は約2m。