阪急交通社は、8月3日、初めての海外旅行で行きたい国についてのアンケート調査の結果を発表した。同調査は、2023年4月19日~2023年4月28日の期間、全国20代以上の男女535人を対象に、インターネットで実施されたもの。
初めての海外旅行で行きたい国・地域の1位は18.1%でハワイだった。2位は台湾(15.8%)、3位は韓国(14.6%)とアジアの国がランクイン。4位以降は「イタリア」、「オーストラリア」、「アメリカ」と続き、ほとんどは欧米の国となった。
1位のハワイは、ビーチ、ショッピングモール、ハワイ料理、多様なアクティビティなど、リゾート地ならではの魅力が思う存分味わえる地域。日本人観光客が多く、日本語の通じるホテルやお店も比較的多いので、初めての海外旅行先に選ぶのにも安心感がある。ワイキキビーチ、ダイヤモンドヘッド、アラモアナセンターなど名の知れた観光スポットも多い。
福岡からだと2時間半、東京からでも約4時間半で行ける、日本から近い海外としても人気の台湾が2位に。ノスタルジックな雰囲気があり、夜になると幻想的な景色が楽しめる街「九フン」、台湾グルメが思う存分堪能できる「士林夜市(しりんよいち)」、超高層ビルの「台北101(たいぺいいちまるいち)」など魅力的な観光スポットも多くある。
韓国は、サムギョプサル、チーズダッカルビ、ビビンバ、キンパなど現地のグルメや、コスメやファッション関連の買い物を目的とした旅行などで人気がある。明洞や東大門市場などのショッピングエリアが有名なほか、夏場は特に済州島のビーチリゾートにも人が集まっている光景が見られるという。
イタリアは、屋根のない美術館ともいわれるフィレンツェ歴史地区、斜塔が有名なピサのドゥオーモ広場、アマルフィ海岸など世界遺産が最も多い国。美しい景色や歴史ある遺跡、おしゃれな街並みが存分に楽しめる。
オーストラリアは、巨大な一枚岩のエアーズロック、世界最大のサンゴ礁地帯であるグレートバリアリーフなどが有名な国。コアラやカンガルーなどの動物を間近で見たり触れ合ったりできる動物園もあり、ダイビング、シュノーケリング、気球など体験できるアクティビティも充実している。