ソニー損害保険は、「全国カーライフ実態調査」の結果を7月31日に発表した。同調査は、2023年6月23日~同年6月26日の4日間、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女1000人を対象にインターネットで実施されたもの。
はじめに、主に運転している車のボディタイプを聞いたところ、「軽自動車」(34.7%)が最も多くなり、「コンパクトカー」(17.9%)、「ミニバン」(16.1%)と続いた。
男女別にみると、女性では「軽自動車」が45.2%と、男性(24.2%)と比べて21.0ポイント高かった。男女・年代別にみると、10代・20代女性では「軽自動車」(55.2%)が半数を超える結果に。また、40代男性では「ミニバン」(25.6%)が最も多いことがわかった。
過去の調査結果と比較すると、「SUV・クロカン」は2021年8.0%、2022年12.1%、2023年12.9%と、上昇傾向が継続する結果となった。
主に運転している車のエンジン・モーターのタイプを尋ねると、「ガソリン自動車」(71.1%)が突出して多くなり、次いで「ハイブリッド自動車(HV)」(19.0%)、「クリーンディーゼル自動車(CDV)」(3.5%)が続いた。
また、購入したい車のエンジン・モーターのタイプについて問うと、「ハイブリッド自動車(HV)」(39.1%)が最も多く、「ガソリン自動車」(38.5%)、「電気自動車(EV)」(10.9%)が続く結果になった。
次に車を買替える時に最も購入したい車を聞いたところ、1位「プリウス(トヨタ)」が最も多く4.6%。2位「N-BOX(ホンダ)」は4.1%、3位「アルファード(トヨタ)」は3.4%だった。
過去の調査結果と比較すると、昨年まで3年連続1位だった「N-BOX(ホンダ)」は今年2位と順位を下げ、昨年7位だった「プリウス(トヨタ)」が今年1位となった。
また、「セレナ(日産)」は昨年38位から今年5位と大幅上昇し、「シエンタ(トヨタ)」も昨年11位から今年5位と大きく順位を上げた結果に。2022年にモデルチェンジが行われた車種が人気となっていることがうかがえる。