ドリコムと、D4エンタープライズは、不朽のコンピューターRPG「Wizardry」シリーズの6、7、8作品目を収録した日本語版パッケージ「Wizardry Legacy -BCF,CDS & 8-」を、2023年12月にリリースすると発表した。価格は税込16,500円で、対応プラットフォームはPC(Windows 10/Windows 11)だ。あわせて「Wizardry」のポータルサイトも公開 された。

  • 名作RPG「ウィザードリィ」6、7、8日本語版の復刻パッケージ発売へ

    名作RPG「Wizardry」シリーズの6、7、8作品目を収録した日本語パッケージが発売決定! 中古パッケージはプレミア価格になっていたので、欲しかった人は多いのでは?

「Wizardry」は、1981年に米国のゲーム会社・Sir-Tech社が発売した3DダンジョンRPG。パーティを編成し、コマンド式戦闘を繰り広げ、迷宮を探索するというゲーム内容で、現在の家庭用・パソコン用RPG作品に多大な影響を与え、RPGの始祖のひとつと評されている。シリーズナンバリング作品は第8作まで発売され、いまだに世界中で根強い人気を誇る。

「Wizardry Legacy -BCF,CDS & 8-」は、当時の「Wizardry6 Bane of the Cosmic Forge(PC-9801版)」と、「Wizardry7 Crusaders of the Dark Savant(PC-9801版)」、「Wizardry 8 日本語版 (Windows95/98版)」を1つにまとめて、日本語版パッケージとしたもの。80~90年代のゲームシーンを彷彿とさせるオリジナルプラスチックパッケージを採用。パッケージのジャケットには、6/7のパッケージイラストを使い、当時のデザインを踏襲したリバーシブル仕様のものを装着している。

  • 6/7のパッケージイラストを使用したリバーシブルジャケット

また同梱物にもこだわっており、当時のインクや紙質に近い素材などを使用し、当時のマニュアルを忠実に再現した復刻版マニュアルや、「Wizardry 8」のサウンドトラック音楽CDも付属している。

同日にドリコムは、「Wizardry」のポータルサイトを公開。新たに公開されたポータルサイトでは、現在配信中のゲームタイトルや、Wizardryの世界観で繰り広げられる小説、コミックスなどの情報を一覧できるほか、1981年に発売された名作「#1 狂王の試練場」から始まる、同シリーズの歴史を振り返れるコンテンツも用意されている。

  • 「Wizardry」シリーズのポータルサイトも公開

販売は、日本最大のレトロゲーム配信サイト「プロジェクトEGG」で取り扱う。記事掲載時点では、すでに特設サイト予約受付が開始されている。ファンにとっては、この冬が待ち遠しいことだろう。

ネット上では「予期せぬドラマチックが発生するのがウィザードリィの善きところ🌟」「ウィザードリィオンラインは面白かったなぁ」「昔、初代は遊んだな」「今まで無かったか・・・・」「対談記事凄いなぁ」「愛されてんあぁ」「ウィザードリィの次はウルティマだ」などの声が寄せられた。