Electronic Artsは8月4日(日本時間)、提供中のバトルロワイヤルFPSゲーム『Apex Legends』の新シーズン「リザレクション」について情報を公開した。レジェンド「レヴナント」や武器「チャージライフル」にリワークが行われる。

レヴナントは機動力・防御力を大幅強化

レヴナントはシーズン4で投入されていたプレイアブルキャラクター。しゃがみ状態での移動速度上昇や壁上り距離の拡張、戦術アビリティの無効化能力というユニークな性能を与えられていたキャラクターで、一度倒されても離れた場所で蘇られるアルティメットも強力。特に広いマップでオクタンのジャンプパッドと組み合わせた際に真価を発揮しており、一時期多くのユーザーに愛されていた。

しかし、昨今ではプレイ環境の変化によってピック率が低下。ゲームデザイナーのEvan Funnell氏は今回のリワークに寄せて、レヴナントのダークな要素をさらに引き立てつつ、性能の調整を行うことでよりゲームへの関与を高めるのが目的だと述べている。

新しくなったパッシブアビリティ「ASSASSINS INSTINCT(アサシンの本能)」では、従来の壁登り性能を維持しつつ、横方向にも移動可能。戦術アビリティ「SHADOW POUNCE(シャドウパウンス)」では長押しでチャージしてから前方に大きく跳躍できるようになり、単独での急襲などにも役立てられそうだ。アルティメット「FORGED SHADOW(フォージシャドウ)」は設置型ではなくなり、自分に75ダメージを防ぐことができるシールドを装備する。

チャージライフルはチャージが必要に。ヒットスキャンも廃止

また、武器の性能やケアパッケージの内容にも変更が行われる。チャージライフルはチャージビームの射撃前にはトリガーを引き続けてチャージが必要になるほか、ヒットスキャンを廃止して遠距離での射撃制度を調整。R-99は垂直リコイルが増加し、マガジンの容量が減少。アタッチメントとしてディスラプターが再登場し、ピースキーパーにも装着できるようになる。

マスターが多すぎる問題は認識されていた。ラダーポイントを全面ナーフ

キャラクターや武器の性能調整に加え、ランクマッチシステムにも変更が行われる。前シーズンではマスター帯に多くのプレイヤーが集まっていたことが判明し、話題になっていた。これに伴って新シーズンではラダーポイントを多くのランク帯で下方修正。マッチメイキングの精度を高め、ダイヤモンドより上のランクに到達するのはそれなりに難しくなるようだ。また、ランク到達報酬として展開されていた落下軌道が廃止される。