GAGGIA(ガジア)はイタリアで1938年に誕生したエスプレッソマシンメーカー。日本ではフジ産業が輸入代理店を務めており、新製品のGAGGIAセミオートエスプレッソマシン「Classic Evo Pro」を9月下旬に発売する。本体カラーにはステンレスシルバー、ブラック、ホワイトの3色を用意し、価格は140,800円~151,800円を予定している。

  • GAGGIAセミオートエスプレッソマシン「Classic Evo Pro」(左から、ホワイト、ステンレスシルバー、ブラック)

Classic Evo Proは、業務用のセミオートエスプレッソマシンで多く使われる58mmフィルターホルダーを採用。これはより品質の高いエスプレッソを抽出するために有利な点のひとつ。また、ミルクを温めながら泡立てるプロフェッショナルスチームワンドを強化しており、従来モデルと比べてキメ細かなミルクフォームを作れるようになった。

  • ホルダーにコーヒー粉を詰めて、タンパーと呼ばれる器具で上から圧力をかけて水平に固めて(タンピング)、本体にセット

  • キメ細かなミルクフォームを作れるプロフェッショナルスチームワンド

本体サイズは幅230×奥行き240×高さ380mmとコンパクトで、小型のエスプレッソマシンとしては珍しい3ウェイバルブを搭載。バックフラッシュ(圧力をかけて内部を清掃すること)を利用して、コーヒー粉のかすから余分な水分を取り除ける仕組みを導入している。

  • お手入れ性を高めている3ウェイバルブ