学情は8月3日、「転職で実現したいこと」をテーマとしたアンケート調査の結果を発表した。調査は7月3日~16日、同社運営サイト「Re就活」に来訪した20代の社会人466名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、転職で実現したいことを聞いたところ、社会人経験3年以上の“ヤングキャリア”は、「キャリアアップ」(32.1%)よりも、経験業種・職種とは異なる仕事に挑戦する「キャリアチェンジ」(54.3%)を希望する人が多いことが明らかに。
一方、社会人経験3年未満の“第二新卒”は、60.6%が「キャリアチェンジ」を希望しており、「キャリアアップ」を希望する人は25.9%だった。
続いて、20代の多くがキャリアチェンジを希望していることがわかったところで、具体的に「キャリアチェンジを通じて実現したいこと」を教えてもらったところ、ヤングキャリアは、「給与・年収を上げたい」(61.7%)や「興味を持っていた仕事に挑戦したい」(58.3%)が上位に、第二新卒は「興味を持っていた仕事に挑戦したい」「残業時間や休日のとりやすさなど、労働条件を改善したい」(57.1%)が同率トップとなり、ヤングキャリアと第二新卒で異なる結果に。
一方、キャリアアップで実現したいことを聞くと、ヤングキャリアは「給与・年収をアップさせたい」(64.7%)、「より高いポジションにつきたい」(36.8%)、「興味のある業界・商品に携わりたい」(29.4%)が上位に。第二新卒は「より高いポジションに就きたい」(54.5%)が最も多く、次いで「給与・年収をアップさせたい」(45.5%)、「大手・人気企業に転職したい」(28.8%)と続いた。