リアスクリニックは8月3日、全国の30代~40代女性を対象とした「女性のFAGA予備軍」に関する調査結果を発表した。FAGAとは女性のAGA(女性男性型脱毛症)のことを指し、女性に起こる脱毛・薄毛のことをいう。調査期間は6月15日~16日、有効回答は1,005人。
まず、髪の状況について当てはまることを尋ねたところ、1位「抜け毛の量が増えた」(30.0%)、2位「頭皮がかゆい」(26.5%)、3位「髪のボリュームがなくなった」(25.3%)と続いた。
また、自身の生活について当てはまることは、1位「ストレスを感じている」(55.6%)、2位「運動をしていない」(40.1%)、3位「睡眠不足になることがある」(38.3%)となった。
続いて、上記のような生活習慣が薄毛に繋がると知っているか問うと、約半数が「知らない(あまり31.0%、まったく16.5%)」と回答した。
自身の髪について、薄毛(以前よりも薄毛になってきている)と感じたことが「ある」人は40.0%。具体的には、「抜け毛の量が増えた」が64.2%と最も多く、次いで「髪の分け目や生え際が目立つようになった」が56.5%、「シャンプー・ブローしたときの抜け毛が気になるようになった」が41.0%となった。
もし、薄毛(薄毛の予兆)になってきたら何かしらの対策を行うかとの問いには、62.8%が「行う」と回答。対策の内容については、「頭皮のマッサージをする」が70.5%、「十分に睡眠をとる」が48.8%などとなり、「FAGAクリニックに行く」は7.9%にとどまった。