8月に登場したハーゲンダッツの新作「熟成バニラ 芳醇な香り」。通常のハーゲンダッツに使われている原料を熟成させた"さらに贅沢"なアイスとして、SNSで注目を浴びている商品です。
そこでこの記事では、熟成バニラの気になる味わいをさっそくレポート。通常のハーゲンダッツバニラとの比較を交えつつ、新作アイスの全容をお届けします!
ハーゲンダッツ「熟成バニラ 芳醇な香り」383円(税込)
高級感が漂う器に入った”熟成バニラ”。希望小売価格は383円と、通常のハーゲンダッツバニラ(希望小売価格:351円)よりも32円ほど高く設定されています。
2種を比べると、パッケージのデザインには大きな差が。通常のバニラが紙製のカップである一方、熟成バニラには、宝石のようなカッティングが入ったツヤ感のある容器が採用されています。
アイスクリーム自体のビジュアルに大きな差はないものの、熟成バニラのほうが白みは強め。熟成バニラは通常のバニラよりきめが細かく、表面の氷の粒子が小さく感じられました。
熟成バニラをスプーンですくうと、ふわっと甘い香りが。一口食べると、口いっぱいに牛乳と卵の濃厚な風味が広がります。
これが”熟成”の特徴なのか、後味には通常のハーゲンダッツにはない渋みが。芳醇な香りとともに、少しの苦味とバニラ特有のクセを楽しめます。
甘みは全体的に控えめで、クリームのまったりとしたコクとバニラの風味が引き立てられているアイスクリーム。見た目以上に、超上品…!!
「熟成バニラ」よりノーマル「バニラ」が勝る点は?
ハーゲンダッツの中でも有数のリッチな味わいを楽しめる「熟成バニラ」。しかし、通常のバニラと比べ、やや劣る点もありました。
通常のバニラと熟成バニラの容量を比較すると、通常のバニラが110mlであるのに対して、熟成バニラは100ml。価格の高い熟成バニラのほうが、10mlほど少なくなっています。
また、無脂乳固形分は通常のバニラが10.0%、熟成バニラは8.5%(乳脂肪分はどちらも15.0%)。
無脂乳固形分の値が低いためか、熟成バニラは通常のハーゲンダッツバニラよりもミルク感が抑えられており、大人向けの味わいに感じました。
一方、通常のハーゲンダッツバニラからは乳の甘みとコクが強く感じられるため、”牧場のアイス”のようなミルキーなテイストを楽しみたい気分のときは、通常のバニラのほうが適しているかもしれません。
「熟成バニラ」は期間限定!
従来のハーゲンダッツバニラとは一味異なる、バニラの芳醇な香りや味わいを楽しめた「熟成バニラ 芳醇な香り」。
期間限定の商品のため、気になる方はお早めにチェックしてみてはいかがでしょうか?