ガーナ共和国の議会にて現地時間7月28日、「魔女狩り」を禁止する新たな法案が可決されたそうだ。このニュースに、ネットでは「一体いつの時代なんだ..」「これまで禁止じゃなかったの」などと話題となっている。

  • ガーナで「魔女狩り禁止」法案が可決される - ネット「今まで禁止じゃなかったの?」「魔女狩りあったんかい!」

    ガーナにて、「魔女狩り」を禁止する法案が可決されたそうだ

アフリカの西部に位置するガーナ共和国では、2021年時点でも、「魔法使い」として追放された人々が生活する「魔女の村」が5つ存在し、あわせて約500人の人々が生活しているという。魔法使いと疑われた人を村から追放する行為は、一部のアフリカの農村地帯では現在も続いているのだとか。

新たに可決された今回の法案は、「魔法を使った」とされる人々への迫害に対処するための政策措置の一環とされ、他人を「魔女」として名指ししたり、告発したりする行為を犯罪として取り締まるものだという。この法案に至った経緯として、2020年7月、ガーナ中部サバンナ州のとある村で起こった事件がある。当時、「魔女」と疑われた90歳の女性が、集団暴行を受け死亡するという事件が起こり、問題となっていたのだという。

ネット上では「現代でも魔女狩りってあったんだ...」「もう21世紀なのに魔女狩りって…。」「これまで禁止じゃなかったの」「一体いつの時代なんだ...」「えっ…いま21世紀だよな……まだその風習?残ってたんか………」などの声が寄せられている。