ヤフーは8月3日より、同社のが運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」のiOS版において、OpenAIの生成AIにより出品時の商品説明文の自動作成/作成サポートを行う機能をβ版として提供開始した。同社のサービスでOpenAIのAPIを利用した機能を提供するのは初めてという。
この機能では、出品時に商品名とカテゴリを入力・設定し、「AIからの提案(β)」をタップすると、商品説明文が作成される。色やサイズ、商品の使用状態などの情報を設定して、その情報を盛り込んだ説明文を生成させることも可能。出品者は、フリマアプリでの商品出品で悩みがちな商品説明文の作成を、AIによって作成された文章の確認・調整のみで行えるため、出品のハードルが大きく下がることになる。
ヤフーでは生成AIの出力結果について信頼性/正確性/完全性/有効性の保証はしないため、生成された商品説明文の内容については自身の責任で確認する必要がある。なお、AIによる商品説明文の作成を行う場合、登録された商品情報をもとに商品説明を入力できる「製品機能」と併用することはできない。また、本機能の利用は1日5回までに限られる。