プラス ファニチャーカンパニーは8月1日、「職場の居心地WEB調査」の結果を発表した。調査は7月21日、従業員数100名以上のオフィスで働く勤続年数1年以上の会社員・公務員500名を対象にインターネットで行われた。
連休明けに「出社したくない」と思うことがあるかと尋ねたところ、85.6%が「毎回そう思う」「そう思うこともある」と回答。大多数の人が連休明けの出社を憂鬱だと感じているよう。
そこで、仕事モードに戻るために行っている工夫やコツを教えてもらったところ、「次の休みを楽しみに頑張る」「連休明けの負担を軽くするため工夫する」「連休最終日の過ごし方を工夫する」「美味しいものを食べて乗り切る」「とにかく出社し、徐々に体を慣らす」「気合いで乗り切る」といった回答が並んだ。
連休明け、67%が「オフィス出社」を選択
続いて、スムーズに仕事を再開するために「オフィス出社」と「リモートワーク」のどちらを選ぶかを聞いたところ、67%が「オフィス出社」と回答。理由を聞くと、「リモートワークだと気持ちが切り替わらず、家でダラダラすごしそう」「人との繋がりを大切にしたい」「周りに人が居れば、自然と気合いが入る」「同僚との顔合わせや今後の業務の確認が安心感とモチベーションにつながるから」といった声が。
一方、「リモートワーク」を選んだ人は33%。「起きる時間が遅くて良い。オフィスより家で一人の方が集中できる」「休み明けは電車が混みそうだから」「最初は在宅で体を慣らしたい」「朝が心配なので初日は在宅勤務でウォームアップしたい」「休み明けは家事等が増えるので、通勤時間を家事の時間として有効活用したい」といった理由が多かった。
「行きたくなる」のはどんなオフィス?
次に、 連休明けの出社も憂鬱にならないような、「行きたくなるオフィス」にするためにはどんな要素が必要だと思うかと尋ねたところ、「集中できる個室」(37.2%)、「リフレッシュスペース」(36.6%)が上位に。一見対照的に思えるが、前問でも「切り替え」という言葉が出ていたように、一人で集中できる席と、リラックスできる空間の両方が求められているよう。
また、3位には「一人当たりの専有面積が大きく、ゆとりがある」(33.0%)が選ばれており、広く快適な作業スペースを確保したいと考える人が多いことがわかった。