エイチームフィナジーは、2023年6月28日~6月29日、「お金の不安を解消する」メディアのナビナビ保険にて、2022年1月以降に生命保険に加入した20~50代の男女660名を対象に調査を実施した「お盆の帰省と家族のこと調査2023」を公開した。
昨年のお盆に帰省を行った人には「お盆に親とどのようなお話をしましたか?」、帰省をしていない人には「普段、親とどのようなことを話しますか?」と質問をしたところ、最も多かったのは「体調や健康について」でどちらも55.8%、時点で「最近のニュースについて」でいずれも48%ほどとなった。
3位、4位は「仕事について」や「趣味について」となっているが、どちらもお盆に帰省した人の方が、10ポイント程度高い結果となっている。さらに、「退職後や老後について」話したという人は、帰省した人が13.6%であるのに対し、帰省をしていない人は7.9%と結果に差が見られた。
具体的にどのような話をするのか? という質問には、「健康や介護に関する話題」が1位で、帰省した人が68.0%、帰省しなかった人が64.6%と大きく変わらないなか、「資産や相続について」や「生命保険について」、「退職後の生活について」の項目において10ポイント以上の差が生まれるという結果になった。お金に関する話題については、電話やSNS等ではなく、直接話すことが多い傾向にあるようだ。
親が加入している生命保険を把握していますか?という質問をすると、「すべて把握している」と回答した人が帰省した人では26.7%いるのに対し、帰省をしていない人は8.2%しかいないことが明らかにあった。さらに、「全く知らない」と回答した人は、帰省した人では33.0%いるのに対し、帰省していない人は57.0%という結果になった。
また、親や家族のために生命保険の加入や保険相談を検討したことがありますか?という質問をすると、帰省した人は62.0%が「検討したことがある」と回答した一方で、帰省をしていない人は30.3%しか検討していないことがわかった。
今年のお盆は帰省を検討していますか?という質問に対して、昨年帰省をしている人の89.1%が、帰省をしていない人の17.3%が「帰省を検討している」と回答した。全体のうち53.2%が帰省を検討していることになり、昨年よりもやや多くの方が帰省することが想像される。
コロナをきっかけに、家族との向き合い方で変わったことは何ですか? という質問に対して、「健康に気を遣うようになった」と回答した人が最も多く、帰省した人は42.1%、帰省していない人では32.4%、全体では37.3%に上ることがわかった。続いて「思いやりが増えた」と回答する人が多く、帰省した人は31.2%、帰省していない人は12.4%、全体では21.8%いることがわかった。