キューサイは7月31日、「夏バテ」に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は7月7日~11日、調査対象は30代~70代の個人、有効回答は1,879人。
はじめに、夏バテをしたことがあるか聞くと、「過去5年以内に夏バテをしたことがある」が40.6%、「5年より前に夏バテをしたことがある」が17.9%と、夏バテ経験者は計58.5%に上った。
年代別にみると、「直近5年以内に夏バテをしたことがある」割合は、30代49.1%、40代48.1%、70代以上33.4%と、若い年代の方が近年夏バテを経験している割合が高いことがわかった。
次に、夏になるとよく感じる症状を質問すると、1位「体が重い・だるい・疲れる」(52.5%)、2位「やる気がない」(32.3%)、3位「食欲減退」(30.5%)と続き、カラダの不調だけでなくココロの不調を感じる人も多い結果となった。
また、「夏バテをしたことがない」と答えた人のうち40.1%が不調を感じていることもわかった。
続いて、夏バテの症状を感じる原因を問うと、1位「疲労回復がうまくできなかった」(49.5%)、2位「室内・室外の温度差」(47.2%)、3位「暑さによる睡眠不足」(41.8%)と続いた。
夏バテにならないよう普段の生活から意識していることは、1位「こまめな水分補給」(63.0%)、2位「食事のバランス」(43.9%)との順に。さらに「普段の生活から意識していること」が1つ以上ある人を抽出し、年代ごとに選択数の平均を算出したところ、30代2.9個、70代4個と、70代は夏バテにならないよう意識して行っていることが多いことが判明した。