アイビスは7月26日、イラスト制作アプリ「ibisPaint」(アイビスペイント)の教育機関向け製品「ibisPaint Edu」を提供開始した。

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ibisPaintはiOS/iPadOS/Android/Windows向けに展開されているイラスト制作アプリで、累計ダウンロード回数は6月末時点で3.3億回に達する。GIGAスクール構想の推進などにより学校からの導入の問い合わせが増えており、今回、教育用途に向けたカスタマイズ版を用意した。

料金は導入件数などに応じて変動する個別見積もりのため公表されていないが、「一般消費者向け製品より低価格」だという。クラウドストレージ機能は利用できないが、管理の手間が少ない買い切り型とした。

機能面では、オンラインギャラリー機能や作品ランキング機能などのソーシャルネットワーク機能を制限した。また、Apple School Managerで管理できる仕様とする。

ibisPaint EduはiPad OS 13.1以降のiPadおよびiOS12以上のiPhone、iPod touchに対応する。将来的には、要望が多ければAndroid版やChrome OS版の提供も検討するという。