ZUUが運営する金融情報メディア『NET MONEY』は7月31日、「クレジットカードの利用実態」に関する調査結果を発表した。同調査は2023年6月、全国のクレジットカードを保有する20代~60代に男女506名を対象に、インターネットで実施した。
初めてクレジットカードを持ったきっかけは?
初めてクレジットカードを持ったきっかけについて尋ねたところ、最も多い回答は「ネットショッピングに利用したかった」(41.9%)で、2位は「現金を持ち歩くのが面倒(キャッシュレス)」(32.6%)、3位は「店頭で勧められたから」(21.1%)だった。
複数枚持っている人が75%、理由は?
所有しているクレジットカードの枚数について聞くと、1位が「1枚」(25.3%)、2位が「2枚」(24.1%)、3位が「3枚」(22.9%)だった。「2枚以上」持つ人は74.7%となり、多くの人が複数枚のクレジットカードを所有していることがわかった。
複数枚のクレジットカードを所有している人に理由を尋ねると、「利用先の特典が良いと思ったから」(51.3%)が最も多かった。次いで、「利用できるブランドを増やしたかったから」(41.5%)、3位が「別の特典が欲しいと思ったから」(20.6%)となっている。
持っているクレジットカードは?
所有しているクレジットカードについて聞くと、最も多い回答は「楽天カード(一般)」(55.5%)で、2位は「イオンカード(イオンカードの種類全て)」(25.7%)、3位は「その他」(21.7%)、4位は「JCB一般カード」(19.1%)、5位は「dカード(一般・ゴールド)」(17.2%)だった。
所有しているクレジットカードを選んだ理由について尋ねたところ、圧倒的に多かったのは「年会費が無料だったから」(62.8%)だった。次いで「還元率が高かったから」(28.9%)、「普段貯めているポイントのカードだから」(27.3%)、「よく利用する店舗での特典が良かったから」(26.7%)となっている。
持っているクレジットカードブランド1位は「VISA」
所有しているクレジットカードのブランドは、1位が「VISA」(74.5%)、2位が「JCB」(58.7%)、3位が「Mastercard」(43.3%)だった。
クレジットカードでの1カ月の合計利用金額について聞くと、1位が「~5万円」(34.2%)、2位が「5~10万円」(27.1%)、3位が「10~20万円」(21.1%)だった。
クレジットカードの利用限度額について尋ねたところ、29.8%は「わからない」と答えた。21.1%は「50~100万円」、13.8%は「20~50万円」と答えている。
主なクレジットカードの利用先について聞くと、最も多い回答は「ネットショッピング」(81.4%)だった。2位は「スーパー」(52.4%)、3位は「ショッピングモール」(37.7%)だった。
貯まったポイントの利用用途で最も多かったものは、「ポイント利用サイトにて、商品や特典と交換」(49.6%)だった。次いで、「クレジットカードの引き落とし」(42.9%)、3位が「ポイント利用できるコンビニ/スーパー/ショッピングモールで支払い」(37.5%)となった。