東海テレビ・フジテレビ系バラエティ特番『スゴい偉人のヤバい話 〜輝け!世紀のヤバデミー賞〜』が8月5日(23:40~)に放送される。

  • 左から本郷和人氏(東京大学史料編纂所教授)、泉里香、ビビる大木、ゆうちゃみ、浜口京子 =東海テレビ提供

日本を開国させたペリーなど“スゴい外国人のヤバい話”や、伊達政宗など“スゴい戦国武将のヤバい話”、そして『源氏物語』を書いた紫式部をはじめ歴史上の“スゴい女性のヤバい話”まで、歴史のウラに隠された知られざるトリビアをコント・ドラマ・漫画で紹介する同番組。お笑いコンビのコットン、ネルソンズ、ジョイマン、俳優の三浦獠太、声優の鬼頭明里が偉人を演じる。

そして、スタジオで“ヤバい祭典“を見守るのは、ビビる大木、泉里香、ゆうちゃみ、浜口京子。また、東京大学史料編纂所教授の本郷和人氏も出演する。

■出演者コメント

――収録を終えたご感想をお願いします。

浜口:歴史上の方を楽しい目線で詳しく知られてとても楽しかった。少し距離感も縮まってもっと詳しく知りたくなりました。

ゆうちゃみ:教科書だと偉人は難しい話ばかりでとっつきにくいなって。多分若い世代もそう思っているから、今回のようなヤバい話も教科書に入れたらいいのにと思えるほど、人間味があって面白かったです。

泉:ついつい難しく考えがちな偉人の方々ですが、芸人さんが演じているパートもあって観やすかったですし、もっと深く学びたくなりました。紫式部と清少納言のエピソードが描かれた漫画を読んでみたいです。

大木:僕は伊達政宗が印象的でした。でも時間を守らないとか、(豊臣)秀吉側の人間からしたら迷惑な話で、それでもOKをもらえるような魅力やアイデアがあったりと人間力を感じました。みんなが伊達政宗をかっこいいと思うのにはこういう理由もあるんだと。

――今回、気になった偉人は?

大木:僕は幕末が好きで、ペリーの戦略がスゴいと思った。

浜口:シーボルトさん。私は性格が優しいので、「レスリングに合わない」とよく言われてきたんです。ということでシーボルトと浜口京子がタッグを組むと最強になると思いました。「京子行け! 京子行け!」とシーボルトが焚きつけてくれると私もどんどん燃えてくると思う。こういう人がそばにいてくれたら頑張れると思いました。

大木:それ、オリンピックの時のお父さんじゃないの(笑)。

ゆうちゃみ:私は北条政子さんが印象的でした。(源)頼朝の浮気相手の家をぶっ潰すのはいくらなんでもヤバくない? って(笑)。今より昔の人のほうがぶっ飛んでますね。

泉:強い女性の偉人たちが印象的でした。

本郷:昔の女性は生き生きしているでしょ? 江戸時代や明治になってくると、「女性は家でおとなしく」みたいになるんですけど……。特に平安時代や鎌倉時代は女性の方が活動的なのが印象的で、男の言うことなんて聞かない偉人が多いですね。

――周囲の方に「スゴい」と言われた、またご自身が「ヤバい」と思ったエピソードは?

大木:僕はワイフ(妻)から「スゴい」って言われます。うちのワイフはちょっと変わっているんです。パン屋さんで「すみません。この店はパンが有名なんですか?」って。ヤバいでしょう? (苦笑)。そういう人を僕は毎日相手にしているので、ワイフから「いや、ほんとあんたってスゴいよね。きっと私の知らないところでいろんなフォローもしてくれてるよね」と言われました。

浜口:私は今も鍛えているので「筋肉がスゴいね」とよく言われます。父親にも「腕の(筋肉の) カットがすごい」と褒められたり。私は足つぼマッサージが得意なので、この力で将来の旦那さんの足をグイグイ押してあげたいです。

大木:「カット」って。やはり普通の家の会話とは違うよね。

ゆうちゃみ:私はまわりの女性と比べると身長が大きくて、175センチあるんです。「でかいね」ってよく言われます。今までの歴史上のギャルの中で1番でかいかも!?