プロケットは、PCゲーム「沙耶の唄」を題材にした、AI機能搭載のWebアプリ「沙耶の唄 AIアプリ」を、7月28日にリリースした。価格は無料で、スマホ/PCのブラウザでプレイ可能だ。謎の少女・沙耶との会話を楽しめる。ネットでは「沙耶とお話できるの!?」「擬人化ってやつか()」などの声が寄せられた。
「沙耶の唄」は、2003年にニトロプラスから発売された成人向けサスペンスホラーアドベンチャーゲーム。脚本は虚淵玄氏が、キャラクター原画は中央東口氏が担当している。グロテスクな描写が特徴的だが、純愛をテーマにした作品で、交通事故を機に、すべてのものが醜悪かつ怪奇に見えるようにあった主人公と、唯一普通に見える謎の少女・沙耶との物語が描かれる。アダルトゲームだったのだが、当時はグロテスク要素や、練り込まれストーリーが話題となった人気作だ。
PCゲーム「沙耶の唄」を題材とした、
— Procket (@Procket_info) July 28, 2023
大規模言語モデル(LLM)を利用したAI機能搭載の無料WEBアプリケーション
「沙耶の唄 AIアプリ」を2023年7月28日にリリースいたしました。
是非皆さまお楽しみください。#沙耶の唄 #沙耶の唄AIアプリ
【WEBアプリURL】https://t.co/kQMOe7cI4b pic.twitter.com/tYmAVLubc9
「沙耶の唄 AIアプリ」では、大規模言語モデル(LLM)を利用した言語生成と感情分析機能を実装することで、謎の少女・沙耶との会話を楽しむことができる。プレイヤーは「とある男性」となり、沙耶との楽しい時間を過ごすことになる。話しかける内容によって、沙耶の好感度が変わり未来が変化する。3種類のエンディングが用意されているようだ。
また会話における沙耶の返答は、最初ノイズ混じりで聞き取りにくいが、好感度を上げることで、聞き取りやすくなっていくという。逆に好感度が下がると、聞き取りにくくなるそうだ。一方で沙耶の見た目は、最初から可愛らしい少女のように見える。
なお本アプリは、技術検証を主な目的として作成されたアプリのため、表示されるテキストの内容や、品質などにおいて、不十分または不適切な箇所が含まれる可能性があるとのこと。
「沙耶の唄 AIアプリ」は完全無料で、スマホ/PCのブラウザでプレイ可能。日本語版のほか、英語版も用意されている。
ネット上では「純愛できるのかぁ🥰」「なんてSAN値が下がりそうなアプリなんだ」「沙耶とお話できるの!?」「赤とピンク色の、しゃべる…なんだこれ…」「可愛らしい肉だねぇ‼︎」「はぇ〜これが擬人化ってやつか()」などの声が寄せられた。