キラキラシニアタイムスは7月27日、「国内旅行に関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月、50代以上の男女500名を対象にインターネットで行われた。
「余暇があれば、国内旅行に行きたいですか?」と質問したところ、75.2%が「行きたい」と回答。旅行に行きたい都道府県を聞くと、「北海道」(24.7%)がダントツの1位となり、2位の「沖縄」(9.8%)と比べても2倍以上の人気に。以下、3位「京都府」、4位「長野県」、5位「大分県」、6位「東京都」、7位「大阪府」「青森県」、9位「福岡県」、10位「島根県」がトップ10入にランクインした。
旅行の目的としては「観光」(38%)が最も多く、各地の寺社仏閣や自然などをマイペースに観光したいという、比較的落ち着いた旅行を望む傾向にあるよう。また、50代男性では、「特に目的を設けずに自然に囲まれてゆっくりしたい」という声が多く見受けられた。
また、上位5つのエリア別にみると、「北海道」は他エリアに比べ圧倒的にグルメが強く、「沖縄」は年齢に関係なくマリンスポーツが強い傾向に。「京都」はやはり名所が多いので観光がメインに。「長野県」に関しては高原や渓谷などで特に何もせずゆっくりしたいという声が。また、「大分」は8割の人たちが別府や湯布院などの温泉を目的に訪れていることがわかった。
次に、「誰と旅行に行きますか?」と尋ねたところ、「パートナー(既婚)」(41.0%)や「家族」(23.4%)が多かったほか、次いで「一人」(17.0%)という結果に。
宿泊数は「2泊」(36.40%)や「3泊」(29.50%)が多く、移動・宿泊費を除いた予算としては「10,000円〜50,000円」(34.7%)、「50,000円〜100,000円」(29.7%)、「100,000円〜150,000円」(22.3%)が多く、平均で8万4,000円という結果に。60歳以上ではシニア割で移動費を抑えつつ、各地の特産物や食事に関してはある程度予算を準備したいという声が目立った。