クロスメディア・パブリッシングは7月28日、『自分のやる気が上がるのは、どっち?』(田中伸明 著/1,628円)を発売した。
同書の著者は、マッキンゼー初の日本人医師で、ビジネス現場と医学の両方に精通し、現在は独立してクリニックを営む田中伸明氏。同書は、田中氏の脳科学の視点やメンタルケアの実践経験をもとに、近年、増加傾向にあるという「やる気が出ない」という悩みのメカニズムと解決策を説明しているという。
同書では、やる気が上がる行動の選択肢を2つ提示し、脳科学の観点から「どちらが正しいか」を説明するという形式で構成されており、クイズに答えるだけで知識が身につくので「本を読み進めるためのやる気」がない人にもおすすめとのこと。
ほかにも、「自分に期待する、期待しない、やる気が上がるのはどっち?」や「リモートを推奨する上司、対面が大好きな上司、部下がやる気になるのはどっち?」などの選択肢も収録されている。
例えば、上記の「目標は高いほうがいいか、それとも低いほうがいいか」は、本人の「経験値」や「能力」によって決まるという。
自分の実力から「頑張ればクリアできそうな目標」を立てることを心掛けると、うまく「やる気」を引き出せるという。